VE神戸はアメリカのアマチュア無線資格試験を行っているボランティア団体です。
2022年秋よりオンライン試験(CBT)へ移行しました。
日本国内資格も3,4アマはCBTで行われていますが、アメリカはTechnician(4アマ従免相当),General(2アマ従免相当),Amateur Extra(1アマ従免相当)全クラス対象です。
いきなりAmateur Extraの受験は出来ません。
現在アメリカの資格を持っていない場合は必ずTechnicianからの受験です。
なお、合格した場合に同日中であれば1つ上のクラスを無料で受験出来ます。
頑張れば1回分の受験料で無資格から最上級のAmateur Extraまで1日で取ることが可能です。
国内資格試験は指定の試験会場へ出向いて受験することになりますが、アメリカは在宅勤務相当の設備(具体的にはZOOMが動く設備とカメラ、ヘッドセット、Google Chrome Webブラウザ)とインターネット回線、不正が困難な状態の個室が用意できれば家から出ずに受験出来ます。
条件が合えば国内外かかわらずどこからでも受験出来るので、地方在住者にとってはありがたいと思います。
アメリカの資格試験ですが、本団体主催試験では受験に必要な会話は日本語中心で行います。
試験自体はもちろん英語で4択です。
試験問題と回答はすべて公開されているのですべて暗記すれば100%合格できます。
機材以外に最低必要なものはアメリカ国内に郵便の届く住所(レンタル私書箱可)です。
国籍や年齢の制限はありません。
初めて受験される方はFRNという登録番号を事前に取得して下さい。
本人確認のためのパスポートも当日確認します。
(パスポート自体は渡航予定が無くても取得できます)
受験料($15の日本円相当額前日までに決定)などの決済はクレジットカードと電子マネーのみです。
費用や詳しい事前準備物は試験概要を確認してください。
試験実施予定は2023/1/19現在以下のようになっています。
1/29(日) 18:00- オンラインのみ
2/25(土) 20:00- オンラインのみ
2/26(日) 13:30- 神戸会場 北神区文化センター 会議室2+オンライン
3/19(日) 9:30- 尼崎会場 (関西ハムシンポジウム)尼崎リサーチインキュベーションセンター(ARIC)+オンライン
夕方や夜間は日本の国試ではまず無いので(講習会はまれにあります)オンライン試験ならではと思います。
アメリカではアマチュア無線クラブのミーティングが平日夜にあり、資格を持っていない入会希望者が最初に試験を受けて合格証書(CSCE)を貰った後にミーティング開始という光景がしばしばみられます。
希望者は受験申込・お問い合わせから申し込んで下さい。
実会場が設定されている場合も、オンライン試験同等の手順で試験を受けてもらいます。
ご自身でインターネット接続可能なノートPCやタブレット端末を持ち込まれることを推奨します。
無い場合は会場内有料にて機材やインターネット回線(Wi-Fi)の貸し出しはあります。
(実会場の場合は対面で本人確認、試験監視をするためZOOMは使用しません。Webブラウザのみ使用します)
受験時間は会場の許す限り制限はありません。
オンラインのみの場合は受験者かVE(ボランティア試験官)どちらかがギブアップするまで、少なくとも数時間は可能です。
ゆっくり考えて解答していただければと思います。
アメリカの資格でアメリカ領土で通用する資格ですが、日本では従事者免許証相当として通用します。
アメリカの免許発給後に日本で開局申請を行って頂ければ日本のコールサインを持つことも可能です。
英語が使える在日外国人や帰国子女、とにかく覚えるのが得意な方は有利かも知れません。
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