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2005年3月27日 (日)

コミックマーケット30'sファイルを読んで

コミケットスペシャル4会場で頒布された。
参加したサークルに1冊貰えるのだが、相方が持っていったので2000円出して自分で購入。
払ったのだから思ったことを書いても良いだろう。

話に聞く「漫画大会」の実態が分かる先史から去年の夏コミ、ビエンナーレまで掲載されている。
「漫画大会」は話に聞くほどヒドイ物という印象は持たなかったが、あえて流したのか?!
#すでにSF大会はあったのだよなあ...
30年前と言えばまだ学生運動の残り香がある時代だ。
「反体制」が格好良い時代。
ライブドアのニッポン放送(日本放送ではありません)買収を「格好良い」と思っているのがこの世代らしい。
大体50台の人だ。
米沢大代表も52歳の誕生日だった。
もっとも初期は別人が代表だったわけだが。

準備会の内情が内部分裂を最たるものとして、何だか過激派の内部抗争を地で行くような解説だ。
実際、今回のコミケットスペシャルには左翼も企画参加していたのだが:->
米沢大代表もイワエモンも学生時代そっちだったのではないだろうか:->
#共産趣味同盟はモノホンの左じゃないからそのまま信用しないでね

規模が大きくなるにつれ、いや、初期の段階から伝説巨神イデオンのソロシップよろしく漂流するのだが、どうも自分たちが「被害者」というか、社会との軋轢を避けるように開催しているというふしが感じられた。
いやまあ私自身一般人に見下されているのではという被害者意識が高いので良く分かるのだが。
昔はいつ開催されるのかさえ分からないというイベントだったそうで...。
告知、カタログ頒布いずれもマスを使ってということを拒んでいる(のではないと思うけど)ように見える。
いわゆるオタショップ以外では通販しか入手手段がないカタログ、東京ビッグサイトの公式HPにはなぜか載らない開催予定。
最近こそ、その手の雑誌で日程だけは分かるようになったが、昔わしが小学生のころ読んでいたアニメ雑誌には開催後のレポートはあっても次回はいつかというのは見かけなかった気がする。
すでに無いジ・アニメですけど。

そろそろ胸を張ってもいいんじゃないかと思うのだが。
今回たまたま来日していたイギリスの団体が秋葉原視察中に知って狂喜した、という話を聞くにつれそう思った。
彼らはコミケットスペシャル合わせで来日したのではないのだ。
もっともあまり胸を張るとただの商業イベントに成り下がってしまう危惧があるのかもしれない。

結論:
左な人の別な手段の闘争だった:->
でも、軍装コスもアリなのか。
まじめな答えとしては来る物は拒まず去るものは追わずでここまで大きくなったということかな。

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