MT-AV1用外部バッテリーの製作
今日は久しぶりに電子工作したくなったので、昨日手に入れたMT-AV1用の外部電源を作ることにした。
5V標準コネクタなので、おそらくPSPやSLザウルスにも応用可能だ。
紐をつけてぶら下げれるようにした。
今から考えたら本体の背中に背負えるように工夫すればよかったな。
もっとも電池は本番のときに机の下に隠す予定だが。
松本無線といえば亡くなったコンパイルということで、おそらくデッドストックの封筒に入れてくれた。
Windows95版ぷよぷよもまだまだ沢山在庫していた。
設計
スペックを見ると3.3-5.5Vが許容範囲らしい。
ニッケル水素電池はセル1本が1.2Vとして、4本で4.8Vだ。
また、アルカリ電池はセル1本が1.5Vとして4本で6Vだ。
前者は丁度良いのだが、後者は高すぎ。
ということで、整流用のシリコンダイオードを順方向に1本入れることにした。
間違っても小信号用は使わないように。すぐに飛んでしまう。
当然ゲルマニウムやショットキーバリアはだめ。0.1-0.3V程度しか下がらない。
ダイオード1本あたり0.6Vの電圧降下があるので、それぞれ4.2V,5.4Vとどちらも許容範囲に入る。
2本でも良さそうだが、それなりにロスになるので1本で行こう。
一番まっとうな設計はちゃんと3端子レギュレータを使って、あるいは低い電圧(3V程度)から5Vへインバータを使って上げることだが、アマチュアがやるので面倒は御免、というのとなるべく回路がシンプルな方が面倒が少ないので。
このあたりは100円ショップで売っている携帯電話の充電器(300円ぐらい)をバラして使えば良いのだが、充電できるほど電流を流せるのかは自己責任で。
部品購入
丁度HP PSC1350のインクが切れたので、岡山まで買い物へ。
松本無線岡山店でコネクタ120円、ダイオード30円、ケーブル2mで60円、単3電池ケース120円、しめて税別330円だ。
安いなあ。
400円かかってないなら許せるかも。
帰宅後組み立て。
5分もかからない。
無事充電ランプも点いた。
もちろんプレイヤのファームも外部電源を認識している。
ウマー。
なかなか楽しめた。
ちなみに負荷をかけた状態で、電池ボックスの電圧は5.2Vもあった。
昇圧用にダイオードを入れたのは正解なようだ。
現在連続再生実験をしているが、何時間持つか楽しみだ。
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17時丁度に再生開始して、21時現在も再生が継続している。
すごいな〜〜〜。
昔使っていたフジフィルムのデジカメに使っていたニッケル水素電池だ。
カメラの方は下取りに出したのでもう無いが。
容量は1700mAHだそうで。
4時間再生できたら東京岡山間の新幹線で使えるな。
これで本番に充分使えることが確認出来た。
緊急用にアルカリ電池は用意するにしても、プライマリでの使用はこいつだな。
充電に4時間かかるんだけどね。
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