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2006年1月 2日 (月)

QSOパーティーに参加

いつまでも風邪で寝込んでいるわけにも行かないのでQSOパーティに出ることにした。
一応コンテストの形を取っているが、順位が無い、20局以上交信で干支のステッカーがもらえる、十二支全部集めるとアワードがもらえるというかなりユニークなイベントだ。
最低12年連続参加が必要な、ある意味究極に難しいコンテストだ。
また、QSOパーティの時にしか出ない局がいたり、真冬のコンディションの悪い時期にもかかわらずハイバンドが開けるなど独特の伝説がある。

とりあえず種松山へ移動。
8:45頃到着したら既に50MHz6エレが鎮座していた。
何と滋賀県から来ていた。
仕方なく430MHz FMに出ることにした。
10:00には撤退するとのことだったので一緒に50MHzのアンテナも上げておくことにした。
横支持ブームを取り付けようとしたが、ねじが錆びて回らない。
やむなく八木アンテナは諦めてモービルホイップにした。

nyp061

これが拡大図。

nyp062

水平面無指向性アンテナはCQを出す上では都合が良い。
方位を考える必要が無いからだ。
かといって長くてゲインのあるアンテナは垂直面の指向性が著しく狭い。
つまり、灯台下暗しになるのだ。
もちろん風邪で揺れると指向性が上下にぶれるのでQSBの原因になる。
ともかくノルマの20局を完成するにはDX狙いでは難しい。
46万倉敷市内の局も拾えないとだめだろう。
また、ゲインが高い=いろんな電波が聞こえてしまう山の上ではフロントエンドが飽和する可能性もある。
FT-100DMはオールモード機なのでIPOもアッテネータもRFゲインもあるが、FM専用機だと感度重視で(しょぼいアンテナをつけていてもそれなりに聞こえないと売れない)多信号特性が厳しいものがあるのでは。
という訳で長さ30cm程度の性能の悪いアンテナを使った。
無指向性を除けばビームアンテナを使えば全部解決する(ビームのヌル点で混信源を切れる)ので個人的には残念だったが。
#指向性ありでも人口の多い向きに向けておけばあまり問題にならないし、呼ばれなくなったときに回せば良い

ラジオで9:00の時報を聞いた後にCQ開始。
結果は大当たりでほぼ1分に1局のペースで9:24にはノルマの20局達成。
順位を決めるコンテストではないのだが、ノルマが達成できないと参加する意味が無い。
一時はパイルにもなったが、おばけが出たりスケルチが勝手に閉じることも無く終わった。
これでいきなりやる気が減退だ。
23局で呼ばれなくなったのでいろんなバンド、モードに出ることにした。
せっかく上げたので50MHz SSBで8局、そのうち1局は8J5MC。
モービルホイップを7MHzに変えてPSK31で1局。
PSK31はびっしりと出ていてびっくりだ。
1200MHz FMの出るハンディを持参していたのでこれで2局。
50MHz AMや29MHz FM等もワッチしたりCQ出したりしてみたが、これは0。
ちなみに14MHzはまったりCQを出している人がいっぱいいた。
まあいいかということで山を降りた。
ああ、10年前(平成8年ごろが一番免許人口が多かった)は普段でもこんなだったなあとしみじみ。
CQ出して呼ばれなきゃ誰も出ないよな。
CQは携帯電話には無いのだし。

帰宅後自宅からも出たが(QSOパーティは運用場所の制約は無い)、遥照山移動の局を呼んだら大パイルでパワー負けしてしまった。
50W+13エレスタックでも負けるのか。
7MHzの世界だな。
少し待ったら取ってくれたが。

書類も書いて後は投函するだけだ。

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