日本沈没を見に行った
今から思えば木曜に行けばメンズデー1000円だったよ!
それでもモーニング1stショーということで1200円だった。
スタッフロールに富野とか庵野とかあったけど?
逃げ惑う国民とか下士官とかだったのかな。
そういう訳で、セカンドインパクトを日本沈没で実写化してみました、という感じ。
リアルな噴火に地震ですよ。
あれだけの噴火だと気温が高いはガスで遠くは見えないでもっと死んでそうな気がするけど。
復活の日みたいにアマチュア無線が少しは使われたらもうちょっと面白くなったのでは。
GHQ占領時代、戦前に日本人とQSOした米兵が相手を探して、なんて逸話を思い出してしまった。
ARRLのWebを見ると災害時の対応についてかなり書かれているので、本当にこんな事が起きたら当然日本を助けに来てくれるはずだぞ:->
冷たい海外という描写が多かった。
昨今のマレーシアやインドの例を見ると海外の援助隊が助けに行きました、なんて報道を聞くけど、この世界はあくまでも日本人が自らなんとかするとか逃げるとかばかりだ。
海外脱出組も現地では冷遇だし。
一応海外の慈善組織が助けに来たけど、焼け石に水でさようなら、ぐらいはあってもいいと思うぞ。
撤退時に国宝を持ち出すとなお良い。
あのような災害に遭った時は、残念だがさっさと犠牲になりたい。
生きていても迷惑掛けるだけだ。
自衛隊と消防の活躍が多かったが、なぜか警察は出ない。
鉄道は谷底で脱線しているが、飛行場がたくさんあると有事の際に有利かも、という演出。
(あんなに津波と噴火では、燃料備蓄どうなっているのかなあ)
なんだか、偏っているなあ。
という訳で、あまり良い気分ではない作品だった。
作品選ぶの間違えたかな。
日経平均が暴落するんだけど、あの世界では葬儀屋の株は暴騰なんだろうなあ。
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コメント
京都から仏像持ち出すシーンの坊さんの一人がトミノらしいです。
海外が冷たい、というのは今時の日本人の反外国感情の裏返しでしょうねぇ。
もっとも、何千万人もの難民が一斉に押し寄せたらどんな国だっていい顔しないでしょう。
#旧作でも「問題は一億という数だ!」という丹波首相の台詞がありましたが
ああいう場合、鉄道が一番役に立たんでしょう。
極端な話、船が入れる場所に飛行場があれば何とか燃料は入手可能ですが、線路は地殻変動に弱い。
#軍用輸送機なら荒れた土地でも運用可能
あんなに人が死んでたらちゃんとして葬式あげる暇がないから、葬儀屋だってダメでしょう。
#葬儀屋だって自分のことでせいいっぱい
生き残るのは世界各地に工場や資産を保有している企業でしょうねぇ。
警察も出てませんでしたっけ?
投稿: じょんぶる | 2006年8月11日 (金) 午後 07時02分