APRSはRFでやろうね
AGWTrackerはそのままで地図も出てとっかかりには良いのですが、インターネット経由だけではあまり楽しくないと思います。
最初のうちは移動局を追跡したりやることはあるでしょうが、絶対に飽きます。
アマチュア無線は不確定な要素が面白さなのに、それがほとんどありませんからね。
電波すら使わないですし。
144.64/66MHzあたりを聞いてそれらしい電波が出ているのを確認したら、せめて受信だけでも挑戦して欲しいです。
PCのマイクと無線機のスピーカ(出来れば録音端子やデータ端子の出力)を繋いでAGWPEをインストール、UI-View32やAGWTrackerと連携されればとりあえずはRF to INETが可能です。
やり方はgoogleあたりでAGWPEをキーに探せばいくらでも出てきます。
AGWPE自体は無償なので、お金の面は心配要りません。
AGWTrackerを起動する前にAGWPEを起動しておく必要があります。
オシロスコープなど受信レベル調整に便利な機能もありますから、かえってハードウェアのTNCより良いかもしれません。
ちなみに、AGWPEはTNCの制御も可能ですから、AGWTrackerでTNCを使うことも出来ます。
うまく動いたら、あえてインターネットを切断してRFだけでワッチするのもおもしろいでしょう。
地域差はあると思いますが、近隣の局に限定すればインターネット無しでもほとんど困らないでしょう。
かなり遠くの局まで見えると思います。
なぜなら、大概インターネットからRFへGATEしているケースが大半だろうからです。
つまり、地図の問題を除けば電気が確保できれば山小屋だろうが無人島だろうが運用できるわけです。
(そういう場所では動作の軽いUI-View32+AGWPEを勧めますが)
良さそうなら送信も出来るようI/Fを作ってみましょう。
回路はEchoLinkやPSK31のI/Fと同じです。
電線、コネクタを除くと最低必要なのはPTT制御用にトランジスタ、抵抗、ダイオード(LEDで代用すると送信時に光って便利)各1本です。
1200bpsで使えるようにするのならハム音対策もそんなに難しくはありません。
VX-7やFT-857のデータ端子のようにVOXが使えるリグならお互いのマイクとスピーカを繋ぐだけでおしまいです。
(音声ラインにコンデンサ挿入で直流成分カットなどの小技は必要な場合あり)
無事動けば、無ければ免許を降ろして(PCと無線機直結なら総通直接申請で無料で可)デジピータとして奉仕していただければと思います。
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コメント
確かにAPRSは実際に電波を出さないと面白くないですね.
私の方は,まだ移動局の準備もできていないのですが,ちまちまと作業を進めています.Google Maps APRSで見ても東播地域はI-GATEもdigiもないですから,なんとかしたいですね.
投稿: buchi/JO3FRH | 2007年12月16日 (日) 午前 09時21分
昨日ルミナリエを見に神戸に行きましたが、メリケン波止場付近でTH-D7Aと純正ホイップでも大阪の局が結構聞こえました。
144.635MHzとややずれた周波数の局がいましたが。
神戸空港まで行くとデジピートもしてくれました。
この辺にデジピータでもあれば明石付近まで結構行きそうです。
古いTNCに MYA RELAYとしたものだけでも良いので(厳密には輻輳の元ではあるが...)どなたか始めてほしいです。
#大阪では日本国中全部の位置情報流しているのね
投稿: まあべる | 2007年12月16日 (日) 午前 09時44分