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2008年3月29日 (土)

Eee PCの電源実験

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Eee PCのACアダプタは9.5V2.5Aです。
サイズが異常に小さいので、おそらくスイッチング電源です。
PC側の公称は最大15Wだそうですが、瞬間的には20-25W程度の消費電力と思われます。
コネクタはEIAJ #3センタープラスです。
有事の際を想定して12Vの鉛蓄電池で動かしてみることにしました。

10V程度は掛けても大丈夫なようですが、さすがに12Vを直結では怖いです。
2V程度なら2A程度流せるシリコンダイオードを3-4本直列で良さそうな電圧になりますが、正統派で三端子レギュレータを使いました。
東芝のTA7810Sです。
特に意味は無く、松本無線岡山店には10Vの三端子レギュレータがこれしか無かったというだけです。
データシートを見ると1A Maxのようです。

とりあえず三端子レギュレータ1本で実験したところさすがに電流が足りず、ものすごい発熱で電圧が落ちて行き、PC側から見てAC電源と内蔵バッテリー駆動が高速で切り替わって、最後は内蔵バッテリー駆動になりました。
2本並列にしてやっと安定しましたが、ヒートシンクはかなり熱いです。
負荷を掛けるためにYahoo!動画を再生しながら実験しました。

流れる電流が大きいのでスイッチング電源にしないと厳しいですね。
いっそのこと付属のACアダプタの100V側に入れてみたら良かったかも知れません。
スイッチング電源は入力がAC/DC関係ありませんから。
PCの電源を切って充電専用なら何とかなるかも知れません。

アマチュア無線の移動運用で車の12Vしか取れない場合には使えるでしょう。
写真のようにI/Fを繋いでFT-817でPSK31の運用をしてみましたが、ノイズはあまり感じなかったです。
QSOは成立しませんでしたが。

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