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2008年3月 6日 (木)

リスク対策を考える

私は装具やエレンタールが切れたら、死にはしないまでも一気にQOLが悪化してしまいます。
いつも金が掛かる掛かると書いていますが、払わないといけない事情があるわけです。
おそらく死ぬまで解決はしないでしょう。

さて、備蓄にも限界があります。
無限に買うだけのお金もないし、置く場所も無いし、使用期限があるものだからです。
企業には継続した生産と在庫をお願いしたいところです。

平時にはこのような感じですが、大地震、台風、外国からの侵略、自然物や人工物の落下等有事の際はどう考えたらいいでしょう。

・緊急用備蓄
 よく言われますが3日分程度を普段使うものとは別の場所に置いておくことです。
 私は仕事に持っていくかばんに入れていますが、3日分も持てないので悩ましいところです。
 車の中というのも良いかもしれませんが、装具はともかくエレンタールは劣化しそうです。

・患者会等の互助組織に加入する
 結構嫌がる方が多いですが、傷をなめあうばかりがこの手の組織の存在意義ではなく、有事の際のリスクコントロール手段としての期待が大きいです。
 装具類の緊急調達アレンジですね。
 先の阪神淡路大震災を機に各地で結成が相次ぎました。

・通信手段の確立
 予告無くあっという間に日本沈没することはまずないですが、狭い範囲が不毛の地になることは台風や地震ではよくあります。
 助けを求める手段が確保されるだけで、少なくとも精神的には安心です。
 固定電話だけ、携帯電話だけでは心細いものです。
 通信手段は在庫できるものではありません。
 通信手段の特徴は、普段から使っていないと有事の際に有効に働かないということです。
 先の阪神淡路大震災では地上の災害とは無縁の宇宙を経由する衛星回線が地球局のアンテナがゆがんで通信できなかったそうですし。
 アンテナが早く復旧できていれば相当活躍したと思います。
 アマチュア無線の世界ではAPRSというしくみが流行っています。
 実装によって出来ることが違いますが、位置情報発信、ショートメッセージの送受、気象情報の発信が出来ます。
 遠距離のインターネット経由(IGATE)以外にも、無線という特性を生かして電源さえ確保できればデジピータという中継手段が使えます。
 普段から太陽電池で動くデジピータがあれば、それだけで有効に使えそうですね。
 ショートメッセージは電報形式の詳細な情報伝達には不向きですが、位置情報が重畳されている分最初の一報には非常に良さそうです。
 インターネット上で通信記録が全て取られていて誰でも見ることが出来ます。
 有事発生時の後からの検証が可能です。
 当然ですが、普段より車から位置情報を発信したりデジピータやIGATE局を運営して、よくあるトラブルを普段から経験しておいて有事でも自分で何とかできる程度に訓練しておく必要があります。
 いつも見えるあの局が今日はいない、というだけでも無言の情報になりますよね。
 こういうしくみの構築経験があれば、有事の際残された設備を組み合わせて復活させることが出来る期待も出来ます。
 インフラから作るのはおもしろいですよ。

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