年内のアメリカFCCアマチュア無線試験予定
勉強の秋になりました。
年内に日本国内で開催されるアメリカFCCアマチュア無線ライセンスの試験予定です。
四国を除く日本各地で行われています。
アメリカ国内(グアム、サイパン含む)に旅行される予定のあるアマチュア無線家の方、一度挑戦されてはいかがでしょうか。
合格するとW/N/K/Aで始まるアメリカのコールサインが貰えます。
日本と違い、4文字や5文字、プリフィックスが2文字のコールサインの割り当てがあります。
当然ですが、上級クラスになるほど短いコールサインが使えます。
お金を払うことで、空いていれば好きな文字列に変更することも出来ます。
下からTechnician(4アマ相当),General(2アマ相当),Amateur Extra(1アマ相当)各級の受験が出来ます。
但し、いきなりAmateur Extraの受験は出来ず、必ず下から順番に受験することになります。
合否は即日判定されます。
もちろん1日に3クラス全て合格すればいきなりAmateur Extraになることも出来ます。
試験時間は会場の使える範囲で無制限ですので、10分でも3時間でも自分に合わせて挑戦できます。
難易度は日本とは出題の傾向がかなり違うので直接の比較は出来ませんが、アメリカの常識、例えばヤードポンド法や電源電圧の違い、バンドプランの差などをわきまえていればそれなりと思います。
理論よりは実践的な設問がほとんどで、分野は広く浅く出題されます。
CQ誌に8歳の日本人がTechnicianに合格、とあったので、参考になると思います。
アメリカでは10歳台前半のExtra Holderがいるようです。
なお、試験問題と回答は全て公開されているので、暗記が得意な方は全て覚えれば一発合格可能です。
受験料は免許申請料込みで$14(1700円程度)です。
複数のクラスを当日中に受験する場合、合格し続ける限りは追加の費用はありません。
不合格の場合は、もう$14を支払うことで再試験が可能です。
全グレードCWの試験はありません。
試験問題は英語ですがが、運用する上でためになる設問満載ですよ。
受験に当たって国籍、年齢は問いませんが、アメリカ国内に郵便が届く住所(知り合いやレンタル私書箱も可)が必要です。
日時、試験時間、事前準備物その他は各チームのWebを見てください。
特に日時は変更になる場合もあります。
10月
18(土) W5YI 群馬
26(日) W5YI 九州
11月
15(土) ARRL みちのく
未定 W5YI 九州
12月
6(土) ARRL 東京
6(土) ARRL 名古屋
7(日) W5YI 札幌
7(日) W5YI 九州
(13-14は日本の1,2アマ試験で、10/20まで受付中)
21(日) ARRL 岡山
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コメント
このような、“ALL JAPAN”に関する情報が、
一発で判るのは、大変に有難いことです。
またぜひ、よろしくお願いします。
投稿: JH0CEO/W3FO | 2008年10月 9日 (木) 午後 01時02分
次回は来年のスケジュールが揃ったら考えたいと思います。
投稿: まあべる | 2008年10月 9日 (木) 午後 06時56分