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2010年1月18日 (月)

2009年アメリカのアマチュア無線免許取得者統計

(以前MyShackに書いた内容とは視点が異なります)

QTC-JAPANARRL Webに載った記事の邦訳が出ています。

ARRL/VEC所属のVE(ボランティア試験官)は全世界(!!!)で32,411名なんだそうです。
中間のGeneral級以上保持者がなれますが、実質はExtra級が無いと全ての事務をこなせません。
そのExtra級は全部で119,403人らしいです。
日本の1アマは2万人強程度なので、実に4倍以上です。
負けてますね...。
Extra級を取ったからと言ってメシの種にはならないので、おそらくほとんど全てがムセン命という方でしょう。
昔は日本が世界一のハム大国という時代もありましたが、量的にも質的にもアメリカ合衆国に抜き返されてしまいましたね。
アマチュア無線は自然災害や911以降見直されているのと、CW試験を廃止した威力は大きいです。
もちろん筆記試験のレベルは下がっていませんから技術的なレベルは維持されています。
さて、仮に全てのVEがExtra級としたら、4人に1人が試験にご奉仕している計算になります。
Advanced以下のVEの存在を考えて控えめに見積もっても5-6人に1人は堅いのではと思います。
かなりの高率です。
なぜなのでしょう。

アマチュア無線は1人では楽しめない部分が大きいです。
私は最初に尊敬できて会いに行ける程度に身近な先輩を複数見つけることが長く続けるコツだと思っています。
アマチュア無線の世界は年齢や資格による区別はありますが、基本はみんなお友達で平等です。
お友達とは人間としては尊敬しあい、技術的な間違いについては忌憚無く指摘しあえる関係です。
VE制度は受験会場でそういう人を探せる良い制度だと思います。
試験が終わればVEと受験生、いや、資格取得者との談話も宴会もありです。
(終了後に地域クラブのミーティングがそのままあることも多い)
日本の国試は試験官がハムではないことが殆どですからこのようなことはまず無いでしょう。
講習会も40時間やっていたころは受講生同士の関係、また講師も今ほど詰め込みでは無かったので受講生との関係もあったように聞きますが、今は長くて2日なのでそこまでは行かないのでしょうね。
それに講習会では上級は取れませんし。

アマチュア無線を1人で始めて、困ったときにインターネット上で解決手段を探すというのは間違いでは無いのですが、通信そのものを楽しむアマチュア無線はインターネット上には載せられない部分があります。
運用テクニック、自作品そのもの、電波の飛び、電子回路の挙動などは現物を見せるのが最良です。
長く続けたいならイベントに参加する、地域クラブのミーティングに参加する(普通は入会する前でも参加できる)など考えられてはと思います。
そういう場は今まで知らない人であってもハムだからと歓迎してくれるはずです。

実際に会ったことのある方とのQSOは、よりリアルに感じられます。
逆に何年もアマチュア無線を続けていてやることが無くなったら、試験実施側になるのも刺激的でしょう。

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コメント

JG3JLC/NN1Xにしむらです。
私のぶんも2009年9月の統計とExtraの数に計上されているはずです。
VE制度による近年の伸びは、アメリカの「市民力」の高さを感じさせられます。
日本のVE試験の関係者の方々も同様です。

投稿: JG3JLC/NN1X | 2010年1月19日 (火) 午前 01時05分

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