パソコン通信の時代
本棚にあるなつかしい本です。
左は今は亡きNIFTY-Serveのイントロパック、右がこれまた今は亡きPC-VANのマニュアルです。
前者は税別6000円の値段がついています。
まだモデムに添付されていない時代です。
2000円分の利用権がついていたように思います。
つまり、マニュアルが4000円もしたのですね。
ちなみに1分10円天井無ししか課金プランがありませんでした。
1989年発行と書いてあります。
エヌアイエフ株式会社の時代です。
出資企業の日商岩井と富士通の略という俗称がありましたが、公式にはネットワークインフォメーションフォーラムの略だったと思います。
本業はまだCompuServeの代理店だったように思います。
後者はNECの2400bpsMNP5のモデムを買ったので付属の申込書で入って、送られてきたものです。
発行が1990年と書かれています。
NIFTY-Serveのマニュアルです。
ルーズリーフ式ですが、中身だけ売ってくれたかどうかは記憶に無いです。
メニューが紙切れ1枚で済むのですから、あまりサービスの幅が無かったのですね。
いずれも1992年に市内APが出来るまではROM状態で、その後1995年ぐらいまでが一番貢いだように思います。
一番多いときは月に15000円ぐらい払ったような。
Windows95登場後は無手順からIP接続に移ってしまいましたね。
パソコン通信サービスは1999年ぐらいまでは細々と使っていましたが。
お金の面も速度の面も今は恵まれていますが、熱かった当時の方が面白かったなあ。
草の根ネット数か所にも出没していましたが、他の商用ネットには入りませんでした。
アマチュア無線のPacket Radioは1997年開始なのでこれよりも前ですね。
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コメント
なつかしい。月の通信費が4万円なんてことがざらにありました。
投稿: JH4WBY | 2010年9月17日 (金) 午前 11時23分