« グアム分QSlカードJARL向け発送しました | トップページ | しばらく旅に出ます »

2015年10月16日 (金)

体力作りにAPRSを使う

自宅で療養していますが、長期間寝たきりだったので体力作りのために毎日1時間歩くことにしています。
最初は漫然と歩いていましたが、せっかくなので記録を残したいところです。
歩きだして1月経過していますが、先日の診察で中性脂肪が半分になったので効果があるようです。
歩数はスマホで取れますし、歩いた記録も取れますが、それでは芸が無いのでAPRSで歩行記録をつけることにしました。

P1

入院直前に買ったFT2Dです。
AF DUALでFM岡山、近所のWIRES-Xノード、APRSですね。
Lバッテリーが最初から付属で、SmartBeaconingで送信して1日持ちます。
SDカードにトラッキング記録出来ますが、それでは面白くないです。
せっかくなのでAPRSのビーコンを出すことにしますが、近所にIGATEが無いんですね。
BELL202 1200bpsは自作も可能で機材の幅が広いですが、実運用ではGMSK 9600bpsで出す方がはるかに有利です。
1回の送信が1秒程度と短くて電池の持ちに有利ですし、スケルチ不要でノイズでDCDセンスが邪魔されないですから。
1波あたりの局数の収容力も1200bpsの4倍あるはずです。
仕方無いのでIGATEも立てることにしました。

P2
P3

入院後にがらくた処分で無線関係、特にアンテナ関係をかなり捨ててしまったのですが、何とかIGATEに必要そうな機材を発掘しました。
TNC-1296mk2は今まで大して活躍しなかったのですが、今回は9600bpsモデム内蔵なので行けそうです。
無線機もかなり処分してしまい、特に今回の目的にぴったりなTH-D72はヤングハムにあげてしまったのでかなり困りましたが、普段移動運用にしか使わないFT-817に登場してもらいます。
オールモード機なのできれいな変調、まともな復調でTNC-1296mk2と相性ばっちりでした。
送信することはまずなく、パワーはいらないので5Wで充分です。
かなりもったいないですが...10Wぐらいのデータ端子付きモービル機の中古が欲しいです。
PCは全然在庫が無かったのでハードオフに行くと写真のFMV-E8110が税別3000円でした。
PentiumM 1.73GHz 1GB 40GBというスペックで、そのままで問題無くWindows10が動きました。
この世代はNXビット(XDビット)のサポートがあったりなかったりで、これを必要とするWindows8以降が動くか動かないかの境界線なので、ややリスクがあります。
セキュリティや今後のサポートを考えると最新OSで動かしたいものです。
シリアルポート内蔵なのでTNCがそのまま繋がりますね。
ソフトはAPRSISCEにしてみました。
よく出来ていますね。
ショートカットをスタートアップに入れておくと起動後すぐに稼働します。

P7

さすがに常用するにはきついので手持ちを活用してメモリは2GB(ネットブック用DDR2 5300 1GB2本),HDD 80GBに入れ替えました。
後日中古のPentium M 2GHzのCPUを800円で手に入れたので入れ替えました。
A4ファイルサイズなのでCPU換装はかなり楽な部類です。
寝室の38インチテレビにつないで大画面で見えるようにしています。

P4
P5

こんな感じで結構きれいに拾ってくれます。
歩きがいがあるというものです。
倉敷市街地の9600bps捕捉に少しは貢献出来るでしょうか。

P6

先に書きましたがアンテナ関係を大幅に処分したため、マグネット基台の1/4λホイップです。
これでも50km先のデジピータを拾うことがあるのでまあまあでしょうか。
シャックとは別の寝室に設置しているので、同軸の引き込みを考えるとこれ以上の拡張は難しいです。
シャックには置きたくないし...。

|

« グアム分QSlカードJARL向け発送しました | トップページ | しばらく旅に出ます »

IBD」カテゴリの記事

HAM」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 体力作りにAPRSを使う:

« グアム分QSlカードJARL向け発送しました | トップページ | しばらく旅に出ます »