980円のVE-488とAndroidエミュレータを使ってPCで安価にD-STAR画像通信を行う
買ったまま忘れていた秋月のUSBシリアルVE-488が発掘されたので、RS-MS1Aで使えるか実験しました。
結論は、最近は100円ショップでも買えるUSBホスト(OTG)ケーブル経由で全く問題無くAndroid側で認識しました。
DSUB9ピンメスのコネクタと2.5φステレオプラグを用意して、赤(右:中央)を2ピン、白(左:先端)を3ピン、GNDを5ピンにハンダ付けすればID-31と繋がります。
全く工作無しという訳には行きませんが全部で1500円もあれば完成ですね。
FTDIのチップなのでAndroid実機を持っていてUSB OTG対応機であればおそらくどれでもドライバ内蔵で使えるでしょう。
ついでにPCにAndoroidエミュレータを導入して使えるようにしてみましょう。
今回はGenymotionを使ってみました。
VirtualBox付きの無料版で十分です。
仮想マシンはAndroid4以降ならどれでも行けると思いますが、Galaxy S2とNexus7で動作を確認しました。
後者は画面が大きすぎるので前者が良いかも知れません。
インストールはこのあたりが分かりやすいです。
Playストアが動かないとRS-MS1Aのインストールが面倒なので、そこまでやります。
使えるようになったらRS-MS1Aのインストールを行っておきましょう。
次にVirtualBoxの設定を行います。
USBデバイスのパススルーを設定です。
事前にVE-288をPCに繋いで使える状態にします。
出来ればメモリ管理ツールCS-31で動作確認すると良いでしょう。
デバイスマネージャからFT232Rを探してデバイス名を控えておきます。
USBシリアルが複数存在すると分かりにくいので、VE-288だけ刺した状態でデバイスマネージャを見ると良いです。
Windows10ではスタートボタン右クリックで出てきます。
ポートにあります。
抜き差ししたら表示が出たり入ったりするので分かりやすいです。
図では3本刺さっていますが、FTDIは中央のCOM6だけです。
VirtualBoxのUSBをクリック、右の緑の+をクリックで現在接続中のUSBデバイスが出てくるので該当するデバイスを選択して追加します。
細かい設定はいりません。
図では2つありますが、前に自作したケーブルも認識させたかっただけで、実際は1つで良いです。
その後仮想マシンを起動して(PC再起動が無難)Andoroidが起動したらおもむろにUSBポートへケーブルを刺します。
ばっちりですね。
ID-31はその他です。
楽しんで下さい。
画像の欠損は同じ画像を何回も送信すれば埋まって行きます。
全部埋まったら保存すれば良いです。
前にも書きましたが、ソフトの使い方はFBNEWSの記事やマニュアルを参照して下さい。
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