メモ:1,500円位のQRPアンテナチューナーキットのかんどころ

部品セットと思えば格安なので、非常用に作っておくのは良いと思う。
最低SWR計やダミーロードを持っていないと製作できないので、技量の面を無視してもアマチュア無線を始めたばかりの方は先輩の指導を受けながら製作した方が楽しめると思う。
大きさはともかく軽いので、完成したらその性能の範囲で移動運用に持ち出すと面白いだろう。
・トロイダルコアのインダクタンスが大きいため、周波数カバー範囲は7,10MHzのみと思った方が良い
回路がTマッチで、1ターンでも18MHz位が最高だったので、そのままではハイバンドには使えないと思った方が良い。
逆に言えば7MHzとしてはかなりのマッチング範囲がありそう。
空芯コイルだとハイバンドも行けるかもしれない。
サンスポットは下り調子でハイバンドが開ける可能性は減っているので、そういう意味では理にかなっている設計かも知れない。
日中の7MHzは日本全国が聞こえて賑やかなので、設計思想そのものは悪くないと思う。
・エアバリコンの裏側トリマはバリコンに並列に入っているのでカバー範囲の微調整が出来る
並列なので最低容量、最高容量が動かせる。
トリマを全部抜いた状態で14MHzの全域、18MHzがやや調整できるようになった。
容量最大で3.5MHzがやや調整できるようになった。
高耐圧のコンデンサを抱かせればカバー範囲をもっと下げることが可能だと思われる。
・コイルを上下逆に取り付けてみる
コイルのタップで1ターンのみが選択できるようになるのでハイバンドに有利かと思ったが、かえって調整しにくくなった。
回路図通り巻き数の多い方をバリコン側、ロータリースイッチを介してアースに落とす方が動作が安定していた。
なお、逆に取り付けると一番巻き数の多い10ターンがタップの最後に来るので、巻き数を増やして3.5MHzで確実にマッチングが取れるようにやりやすいのではと思われる。
・SWRブリッジ
この部分は周波数依存する部品がほぼ無いので、おそらく28MHz迄はうまく動作すると思う。
2極のスイッチを増設してTマッチ部分をバイパスできるようにしたらアパマンでは実用的かもしれない。
ローバンドはTマッチで、ハイバンドはマッチングの確認用として使ってアンテナの調整用簡易測定器として使う。
コイルの製作失敗などした時も、個々の部品を買うより安いので割り切ってSWRブリッジとして使う手はあると思う。
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