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2017年10月 3日 (火)

科学教材社の2石短波ラジオキットで遊ぶ

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物置をあさっていたら、おそらく10年以上前に神田の科学教材社で買った2石短波ラジオキットを組み立てたものが出てきました。
ベークのフロントパネルにかまぼこ板、レシーバがクリスタルイヤホン(に見えるけど実際はセラミックイヤホン)にラグ板に組み立てるのがおさーんの私にとっては超萌えです。
電池も当時の物と思われる黒パナが入っています。
試しに5m程度のロングワイヤアンテナを繋いでみると、聞こえますよ!

とはいえ不満点があります。
・感度が低い
 まあこれは仕方無いでしょうね。
・受信カバー範囲が4-6MHz程度みたい
 もうちょっと下に出来れば良いのですが
・イヤホンでしか聞こえない
 スピーカがんがんは無理にしても一応電池で動くのでどのくらい鳴らせるのか実験します。

まずは回路解析です。

P5

説明書紛失で現物を見て描いたので、正確である保証は無いのでご了承ください。
よくここまで簡略化出来たなと感心します。
マイナス接地ではなく、プラス接地に見えますね。
おそらく高周波増幅+トランジスタ検波だと思うのですが違うかな。

まずは受信カバー範囲の調整です。
バリコンはよくある中波用のもののようです。
コイルはエナメル線と思われる電線で12回巻でした。
もう1回増やしたら下が3.8MHzまで下がるかなと思いますが、長さを伸ばすことは出来ないので巻きなおしです。
手持ちの0.32mm UEW線で15回巻から始めて12回巻で大体3.8-7.3MHz程度までカバーするようになりました。
ボビンがガラケー用乾電池充電器の筐体で、単4を4本入れるようになっていて直径27mmぐらいでした。
確か説明書ではフィルムケースに巻けと書いてあったと思いますが、既に死語ですね。
もうちょっと太かったと思うので手に入る方はそれで挑戦してみて下さい。
現代的にはトロイダルコアに置き換える方が良いでしょうね。
バリコンの容量が286pF程度だったと思うので、3.8MHzで6.1μHぐらいになると思います。

P9

カバー範囲の追い込みはディップメータのAM変調機能を使って発振させて巻き数調整しました。
ディップメータも死語ですね。

次に単体でスピーカを鳴らせないかです。
回路のMod 1はイヤホンを外してトランスKT-30の後にST-32を繋いで、二次側(2本出ている側)にヘッドホンジャックを付けてマグネチックイヤホンやダイナミックスピーカを鳴らしてみる実験です。
結果はマグネチックイヤホンではほぼ実用的な音量で、スピーカでも耳を近づけたら強い局が聞こえる程度になりました。
Mod 2は、トランスが2つ連続するのはロスが大きいのでST-32の1つだけにしてみました。
結果は強い局ならスピーカから1m程度離れても聞こえるようになりました。
何でもやってみるものです。

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P7

改良後です。
見た目が悪いのでちゃんと作り直した方が良いですね。
元からついているトランスのKT-30がそのままですし。
どうせならコイル含めて新たに作ってみたいです。
消費電力が殆ど無いので、非常用に持っておこうかな。

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