短波再生式?ゲルマラジオの製作


再生式ラジオは検波出力(だけでもないけど)の一部をアンテナ側に正帰還させて感度と選択度を上げる方法です。
回路上に能動素子(ここでは増幅できる素子)が最低1つあるのが普通です。
では、無電源のゲルマラジオで行うとどうなるのか、実際に作ってみました。
コイルはFCZ 9MHzです。
フィードバック部分はゲルマニウムダイオードOA90の出力をFCZコイルの一次側へ戻し、直列に繋いだバリコンで高周波的なレベルの調整を行ってグランドに落とします。
バリコンは低周波が通りにくいので、AFはセラミックイヤホンへ、検波出力に漏れ出た高周波は正帰還へと自然に分かれるはずです。
その意味ではダイオードとイヤホンの間にチョークコイルを入れて高周波阻止が必要かもしれません。
結果ですが、ディップメータを発振させてAM変調を掛けて受信させてみると少しは正帰還が掛かっているかな?という感じです。
フィードバック量調整のVCを回すと音量が変化します。
単に受信周波数がちょっと動いただけかも知れませんが。
能動素子が無いのでどこに合わせても発振はしません。
一番聞きやすい音量のところに合わせればよいと思います。
アンテナの入力インピーダンスは低いようで、5m程度のロングワイヤでは何も聞こえないですが、アマチュア無線用のアンテナ(ミニマルチMDP-7)で時々KBSワールドラジオが聞こえました。
日中ハイバンドが聞こえる時間はどうなるのか、出力にコイルやコンデンサ、抵抗を入れた方が良いのか、ロスになるからなるべく何もない方が良いのか、そもそも正帰還が掛かっているのかの検証は今後のお楽しみでしょうか。
出力をオシロスコープで監視してみたいですね。
セラミックイヤホンに並列のセラミックコンデンサC2はつけてみたら音量が上がったかな?という程度のものです。
将来イヤホンを外してAFアンプを繋ぐときはあった方がいいかも知れません。
コイルもこんな小さいものではなくちゃんとしたボビンに巻いて、再生用の数ターンのコイルも別に巻いた方が良いかも知れません。
アンテナも中間タップに入れた方がもしかしたら良いかも知れません。
とりあえず今は短波がゲルマラジオで聞こえただけでも成功ということにします。
実験の前にケースに入れないといけませんね。
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