Gigast Ver3用RFサンプラーの製作

GigaSt Ver3 TVROで使っていた時はIFレベルだったので、ラインアンプが必要な位でしたが、アマチュア無線で送信用に遊ぶ場合は周波数が低く、かつ入力レベルが大きいのでアンテナ端子に直結して送信したら壊れてしまうのは自明です。
その前にインピーダンスが75Ωなので、これらの解決のためにRFサンプラーを作ることにしました。

元ネタはここです。
通過型なので単に入出力を直結して、サンプル出力は心線に1MΩの抵抗を介して取り出します。
そのままだと測定機側のインピーダンスが不定なので、今回は75Ωの抵抗を並列に入れます。
220Ωを3パラにして72Ω位にしました。
作例の1MΩは1kWでも使える設計でちょっと大きすぎなので、スイッチで820kΩを並列に接続できるようにスイッチを付けました。
出力的には3dB(半分)しか変化がありませんが。
もっと抵抗値を小さくすれば当然大電力が取り出せますが、それなりに大きなW数の抵抗が必要になるのと、無視できないレベルになるとSWRが悪化する懸念があります。
今回作ったものは50MHzまではSWRの悪化は無かったです。
ひょっとしたら144MHzでも行けるかもしれませんが、430MHzは作りがいい加減なので無理です。
他に使っていたケースを流用したので、よく見ると穴が開いています。
なるべく再利用して隠しましたが、2つほど残ってしまいました。
スイッチの感度切り替えも、最初は1MΩだけで無かったのですが、穴ふさぎのために付けたというのが真相です。
GigaSt Ver3は周波数が高いほど高感度で、1.8MHzはかなり感度が低いです。
まあ4GHzまで対応ですからHF帯は推して知るべきですが。
テレビのチューナー流用のせいか、0Hz(DC)が必ず高レベルで表示されてしまうのでちょっと使いにくいです。
Ver5ぐらいになるとサンプリング速度やソフトの作りが違って市販のスペアナと遜色無いそうですが。

実際に50MHz 100Wで送信スプリアスを測定してみました。
IC-7000です。
当然高調波は-60dBクリアで、きれいなものですね。

ステップアッテネータは今年のハムフェスタ笠岡で200円でした。
買った後にインピーダンス75Ω系と知ってああ、送信用には使えないなと落胆しましたが、そういえばGigaSt Ver3は75Ω系だったと思い、転用を決めました。
もっとも受信感度の測定に使うだけなら送信しなければ75Ωでもほとんど問題無いのですが。
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