uBITXの内蔵エレキー有効化とマイクの製作
CWエレキーが設定メニューにあるのに使えないことは無いと思うので、少し調べてみました。
ここのImprovementsに使い方が書いてありました。
曰く、
・キー入力はアナログである
・そのままGNDに落とすと(実際は4.7kΩ経由で5Vプルアップ)ストレートキー
・その先に10kΩや4.7kΩを直列に繋いでGNDに落とすと短点や長点を発生
確かにパッケージに抵抗が3本入っていて、4.7kΩ1本は配線指示に使っているのに残りはどうするの?と疑問ではありました。
という訳で、キー端子から残り2本の抵抗を2又に出して、青いペイントのある方(短点)をミニジャックの先端に、赤いペイントのある方(長点)を中間に繋ぎます。
GNDは並列です。
付属のジャックは最初からステレオ対応なのでパドル用に使って、手持ちのモノラルジャックをストレートキー用にしました。
さらに、プッシュスイッチを並列に繋いで、TUNEボタンにしました。
非常時の代用キーとして、またアンテナチューナーの調整に使えます。
本気モードでCWに出るなら外部キーヤーの方が絶対に良いですが、ソフトだけで実装できるとはいえエレキー内蔵は実用度アップですね。
ArduinoのI/Oに空きがあり、スイッチがいくつか増設できるならメッセージキーの実装も面白いかも知れません。
マイクが旧拵えで実用度が無かったので、まともなマイクを考えます。
MCA用マイクの手持ちがあるのですが、ちょっともったいないので、ハムフェスタ笠岡で100円で買ったトリオのマイクを流用します。
ダイナミックマイクなのですが、マイクエレメントが故障しています。
PTTは問題無いので、マイクエレメントをECMに入れ替えて、4ピンマイクプラグをミニステレオプラグに交換しました。
かなりごついですが、まあいいでしょう。
mcHFのマイクと仕様は一緒なので、試してみたらそのまま動いてしまいました。
ECMは指向性が狭いので、必ず受音側が外に向くよう固定する必要があります。
電源スイッチの分離とボリュームの軸が普通のVRに交換して(10kΩBカーブしかなかったのでそれで)だいぶん使いやすくなりました。
後はラベリングしたらとりあえず完成でしょうか。
もしかして完成は日本最速?!
あとはArduinoのスケッチ開発という楽しみが残っていますね。
送信周波数制限が最重要です。
7MHz専用版だと液晶にSメータを棒グラフで表示する改造を見つけたので、どうやって信号強度を取得するかも含めてテーマとしてはおもしろいでしょうね。
AGCが無いのが実用上最大のデメリットなので、ハード改造ありでも実装すべきでしょう。
AFアンプの入力が2つあり、1系統あまっていてAF AGCにどうのこうのという記事もありましたから手段はありそうです。
比較的実装が楽なのは、リニアアンプ接続に必要なPTT OUTでしょう。
おそらくトランジスタ1本と抵抗程度で出来ます。
ついでにLEDを光らせてTXランプにするのも良いでしょう。
自作は遊ぶネタがいろいろあっていいですね。
| 固定リンク
「HAM」カテゴリの記事
- VE神戸は2023年1月に夕方開始、2月に夜間と対面、3月開催関西ハムシンポ会場でアメリカのアマチュア無線資格試験を行います #hamradio(2023.01.19)
- スーパカブ110(JA10)で初走り直島 #スーパーカブ(2023.01.08)
- コミックマーケット101サークル参加記を作成しました #C101 #C101思い出(2023.01.01)
- コミックマーケット101 まあべる本舗へお越しいただきありがとうございました #C101 #C101告知(2023.01.01)
- アメリカのアマチュア無線資格試験 日本国内VE Team開催初のオンライン試験が実施されました #hamradio #FCCExam(2022.11.27)
コメント