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2017年10月29日 - 2017年11月4日

2017年11月 4日 (土)

短波再生式?ゲルマラジオの製作

P4
Rege

再生式ラジオは検波出力(だけでもないけど)の一部をアンテナ側に正帰還させて感度と選択度を上げる方法です。
回路上に能動素子(ここでは増幅できる素子)が最低1つあるのが普通です。
では、無電源のゲルマラジオで行うとどうなるのか、実際に作ってみました。
コイルはFCZ 9MHzです。
フィードバック部分はゲルマニウムダイオードOA90の出力をFCZコイルの一次側へ戻し、直列に繋いだバリコンで高周波的なレベルの調整を行ってグランドに落とします。
バリコンは低周波が通りにくいので、AFはセラミックイヤホンへ、検波出力に漏れ出た高周波は正帰還へと自然に分かれるはずです。
その意味ではダイオードとイヤホンの間にチョークコイルを入れて高周波阻止が必要かもしれません。

結果ですが、ディップメータを発振させてAM変調を掛けて受信させてみると少しは正帰還が掛かっているかな?という感じです。
フィードバック量調整のVCを回すと音量が変化します。
単に受信周波数がちょっと動いただけかも知れませんが。
能動素子が無いのでどこに合わせても発振はしません。
一番聞きやすい音量のところに合わせればよいと思います。
アンテナの入力インピーダンスは低いようで、5m程度のロングワイヤでは何も聞こえないですが、アマチュア無線用のアンテナ(ミニマルチMDP-7)で時々KBSワールドラジオが聞こえました。
日中ハイバンドが聞こえる時間はどうなるのか、出力にコイルやコンデンサ、抵抗を入れた方が良いのか、ロスになるからなるべく何もない方が良いのか、そもそも正帰還が掛かっているのかの検証は今後のお楽しみでしょうか。
出力をオシロスコープで監視してみたいですね。
セラミックイヤホンに並列のセラミックコンデンサC2はつけてみたら音量が上がったかな?という程度のものです。
将来イヤホンを外してAFアンプを繋ぐときはあった方がいいかも知れません。
コイルもこんな小さいものではなくちゃんとしたボビンに巻いて、再生用の数ターンのコイルも別に巻いた方が良いかも知れません。
アンテナも中間タップに入れた方がもしかしたら良いかも知れません。

とりあえず今は短波がゲルマラジオで聞こえただけでも成功ということにします。
実験の前にケースに入れないといけませんね。

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新刊:「無線従事者資格最高峰の第一級陸上無線技術士を受験」 #hamradio

C932コミックマーケット93 12/31(日)東2 W52a「まあべる本舗」新刊予告です。
「無線従事者資格最高峰の第一級陸上無線技術士を受験」B5 16ページ 予価300円
受験から取得、派生資格や就職活動記もあります。
是非当サークルスペースへお越しの上お買上げ下さい。
あまり一般的では無い題材のため、部数はあまり用意しない予定です。
なお、Amazon Kindleにてコミックマーケット終了後に頒布予定です。

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2017年11月 2日 (木)

中華製HF45WリニアアンプMX-P50M 保証認定通過しました #hamradio

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先日手に入れた中華製HF45WリニアアンプMX-P50Mを保証認定に出していましたが、意外と早く本日承認を受けて中国総通へ電子申請しました。
図にあるような内容です。
FreeDVを一緒に申請に入れていて、モードの追加があるので今回は変更申請になります。
指摘はリニアアンプそのものには全く無く、FreeDVに関してが中心でした。
本題からそれるのでその部分は今回は割愛させていただきます。
なお、今話題のFT8を含め、一通りのデジタルモードを諸元に入れました。
技適機なので技適番号を書けば送信機系統図は不要です。
各バンドモードの詳細を書くのが少々大変かもしれません。

親機のFT-817は旧技適(KN294)です。
新スプリアスへのロンダリングも兼ねています。
このFT-817の終段はRD07MVS1×2で、実際にふたを開けて確認しました。
リニアアンプの終段はMRF186×1 13.4Vです。
対応バンドが80m-10m対応なので、その旨図に入れています。
フィルタ内蔵で充分な性能がありますが、新スプリアス対応の心象をあげるべく念のため図にはローパスフィルタを明示しています。

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現実には30MHz以上の不要輻射は50MHz以上のアンテナに繋がない限りは波としてはまず出て行かないと思われますが、ローパスフィルタの現物も所有しています。
コメットアンテナのCF-30Sです。
耐入力150W、45-250MHzで-60dBの減衰性能があるそうです。
充分な性能だと思います。
なお、ディスコン品のため新品での入手は困難だと思われます。
ヤフオクで2000円位まででシンワ電子の中古ローパスフィルタが良く出ているので、お値段を言うならそちらも探してみて下さい。

このリニアアンプはHF10W機所有の4アマの方が3アマを取得後50W出すには価格的にも保証認定料込で2万円程度なので移動運用セットという意味ではまずまずのソリューションだと思います。
50MHzが非対応なのが残念ですが、現実にはあまり困らないと思われます。
144/430MHzも一緒ですし...。
1.9MHz非対応も人によっては残念でしょうが、このバンドは親機からもっとしっかりした固定機をお使いになることをお勧めします。

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コミックマーケット93に当選しました

P5_2コミックマーケット93に当選しました。
12/31(日)東2 W52a「まあべる本舗」でお待ちしています。
新刊その他は確定次第お伝えします。

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1石FET再生式短波ラジオの改良

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少しでも使い勝手を良くするために以下の改良をしました。

・作例1のようにドレインからGNDの間に47pFのセラミックコンデンサを入れる
 これでフィードバックが小さくなります。
 結構効いて再生量の調整がやりやすくなりました。
 作例1の別パターン(ドレイン>再生コイル>RFCにして、バリコンを入れる場所を変える)もやってみましたが、前者の方がやや良いです。
・アンテナとFCZコイルの間にセラミックコンデンサを入れる
 FCZコイルにいきなりアンテナを繋ぐのは抵抗があったので(コイルの動作に影響がありそう)結合度を下げるために入れました。
 0.0047μFを入れましたが、100pF位が正解かも知れません。
・イヤホンの直前に47μFの電解コンデンサを入れる
 値は手持ちを適当に使ったので最適では無いと思います。
 ラジオ側がプラス、イヤホン側がマイナスです。
 LM386アンプが鳴らない原因が、直流的に短絡してしまい、ラジオとして動作しないかららしいので入れてみました。
 セラミックイヤホンは直流的にはコンデンサに見えるので影響がないのですが、スピーカ等は直流的にはコイルなので短絡の原因になります。
 この処置でLM386アンプが使用可能になりました。
 もちろんセラミックイヤホンも動作します。

ST-23というドライバトランスを発掘したので繋いでみました。
そのままだと巻き数比1:1なので、1次側の中間タップを使って2次側をラジオ側に、センタータップとどちらかの端をイヤホン側にしてみました。
2:1になるはずです。
セラミックイヤホンではあまり分からないですが、スピーカを繋ぐとかの鳴くような音量ではありますが強力な局は音になりました。
しかしながら経年経過のせいか、1次側が内部で切れてしまいました...。
2次側だけでオートトランスとして使う手はありますが、今回は断念しました。
科学教材社キット改造のST-32を使えたらもっと実用的な音量で鳴ったかもしれません。
ST-32は定番出力トランスなのですが、大人気なのか入手が困難かつ高価(600円ぐらいする)です。
巻き数比の大きなトランスなら電源用でも何でもいいので、またジャンクでも探しましょう。
とりあえず今回はこれでクローズかな。

受信帯域はFCZコイルのコア調整である程度動かせます。
ディップメータを発振にして下限3.9MHz程度、上限14MHz程度にしています。
無調整で作ると5-17MHz位になるようです。
ただ、ローバンドは感度がかなり悪いです。
小さいコイルの限界ですね。

R1 22kΩを10kΩ程度に下げると発振がマイルドになります。
感度も落ちるようですが...ヒー音が小さくなります。

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2017年11月 1日 (水)

1石FET再生式短波ラジオの製作

P5

またまた再生式短波ラジオねたです。
ここの記事をそのまま作ってみました。
単三電池1本で動くのが良いですね。
3例載っていますが、一番下です。
本当にFET1石なのと、FCZコイルを使うので組み立てが楽であろうという目論見です。
再生が良く効くそうですし。
キーデバイスの2SK439Eは一時期は簡単に手に入ったようですが、今はディスコンで、しかも流通在庫が減って手に入りにくいです。
手持ちのFETでいろいろ試してみましたが全く動きません。
最終的には何とか手に入れましたが。
FCZコイルは意外とまだオリジナルが手に入るようです。
松本無線にありました。
GND端子を付けましたが、見た目のデザイン上左右対称にした以上の意味は無さそうでした。

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中身はこんな感じです。
最初全く再生が掛からず悩みましたが、再生を掛けるFCZコイル二次側の左右が逆だったのと(逆だと再生がかからない)フィードバックをなぜかゲートから取っていて、ドレインに変えたらこんどは再生用バリコンをどこに回しても発振しまくります。
2mぐらいの電線で丁度良いと書いてあるのですが、5mの屋外のアンテナしか無いのでとりあえずその環境で発振しない領域を作る必要があります。
ちなみに全くアンテナを繋がなくても発振します。
再生用バリコンへの配線を外すと止まるので、再生回路の問題ですね。
まず2連バリコンなので容量の少ない側にすると若干調整の余地が生まれましたが、まだまだなので再生用バリコンに直列に0.0043μFのセラミックコンデンサを入れて減衰させたら20度位は発振しない余地が出来ました。
再生がかかりすぎです...。
中波版と同じようにドレインからアースに小容量のセラミックコンデンサで落とすのをやってみればよかったです。
セラミックイヤホンでまあまあ聞こえますが、当然スピーカは鳴らずです。

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コイルが大きいせいか、科学教材社のキットの方が再生が掛かっていないのに良く聞こえます。
発振もしません。
結果はちょっと残念だったかな...。
選択度が上がるのは全く実感できず、すぐに発振です。
負荷をトランスにしてスピーカを鳴らしてみたいですが、あいにく手持ちが枯渇してしまったのでまたの機会です。
相当高いインピーダンスなのは想像がつくので、科学教材社のキット程度の音量が取り出せるのではとは思っています。
前に作ったLM386アンプを繋いでもならなかったです。
アンプ側がモノラルプラグだからなのか、あまりにも出力が小さすぎなのか、インピーダンスマッチングが全く取れていないのかは分かりません。
いろいろ課題の多い工作でした。

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