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2018年1月14日 (日)

激安中華HFアンテナチューナーのかんどころ(続)

P6

最近aliexpressで1200円ぐらいまで値が下がったので買われた方も多いと思います。
マニュアルも何もないマニア向けの商品なので、初心者の方はよく考えて買われた方が良いと思います。
ケース加工から必要ですし。
但し、趣味的にはこの価格でこの中身はありですよ。

P7

回路図はこんな感じで載っていると思います。
インダクタンスは回路図通り巻くとロータリースイッチで1-18μH程度まで12段階可変です。
コイルの巻き終わりが浮いているのは気持ち良くないので、青色のように巻き終わりをGNDに接続した方が動作が安定する気がします。
巻き始めの10Tの先はバリコンですね。

P8

青丸が回路図に追加した配線です。
赤丸はバリコン裏のトリマで、容量が最小、要は丸い部分が見えるようなるべく重ならない位置になるように合わせます。
容量が増えると低い周波数まで合いますが、先の回路改善を行うと充分3.5MHzでもチューニングが取れます。
逆に容量が大きいとハイバンドではバリコンの端で合うので使いにくいです。
説明通りに作ると3.5-14MHz位までは実用範囲で、それ以上の周波数は合わせにくいです。
ハイバンド中心で使う場合は二連バリコンの並列を外して片側だけで使うと合わせやすいかも知れません。
バリコンのつまみは付属の物はスリップしやすくて合わせにくいので、千石電商でつまみだけ100円で売っているのでこれに交換しました。
軸を延長して普通のボリューム用つまみが付けられるセットも同店で売っていますが、金属製なので今回の目的には良くないかも知れませんがつまみの選択肢が増えます。

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