ubitx new Alternate software 1.0R公開
facebookで改造ファームを作ったでという話題を見たので本家を見ると、1/22に公開されていました。
早速入れてみます。
まずリンク先からzipファイルを入手します。
作業用PCにArduino IDE 1.8.5以降がインストールされていなければ、入手して下さい。
OSは何でも行けると思いますがWindows10で作業しました。
適当なフォルダにzipの中身を展開してIDEでコンパイルです。
エラー無しでコンパイルできると思います。
uBitX液晶後ろのUSB miniBコネクタ(最近は入手しにくいかも)が載っている基板とPCを接続します。
電源はUSBから供給されるので不要ですが、キー端子やロータリーエンコーダに繋ぐケーブルの付いた7ピンソケットと液晶のコネクタは抜いておいた方が良いです。
PCからはシリアルポート扱いでCH340に見えるので、デバイスマネージャでCOMポートを調べておきましょう。
出来れば抜き差しして見えたり消えたりするかまでチェックです。
問題無さそうなら書き込みをします。
SSBで使う場合は不要ですが、CWで使う場合はハード改造が必要です。
4.7kΩの抵抗が2本必要です。
マニュアルのように7ピンコネクタ裏を細工すると黄色がGND、青がドット、紫がダッシュです。
実は青は元々4.7kΩを繋ぐことになっているので二度手間にしないようご注意を。
メニューにストレートキーかパドルかの切り替え、さらにはSSB/CWの切り替えも増えたので、付属のステレオジャック1つでどちらのキーでも使えるようになります。
任意の時に連続キャリアが出せるTuneボタンを付けていましたが、メニュー切り替えでは意義が微妙になってしまいました...。
起動画面からして全く違います。
この画面の時にVFOを押し続けるとキャリブレーションになります。
CW通常動作中の画面です。
CW時はパドルかキーか表示して、ちゃんとサイドトーン周波数分シフトするのでゼロインが楽です。
今時なのでLSB/USBどちらでビートを取るかも表示します。
バグかどうか不明ですが、一度モード切替しないとキーを受け付けなかったです。
VFOを短く押すと周波数ステップの変更です。
10Hzから100kHzまでカーソルが左に動きます。
メニューに入るにはVFO長押しです。
モード切替はトグルなので現在CW時は画面のようにSSBかどうか聞いてきますが、逆の時はCWかどうかになります。
SSB時の画面です。
かなりさっぱりしています。
AはVFO A/Bのどちらかですが、切り替えるのが大変なので...。
RIT時もその旨表示しますが、やっぱり切り替えるのは大変なので...。
オマケでメニューにバージョン表示があります。
不要になったのでストレートキー端子を削除しました。
そこへTuneボタンを移動しました。
穴が1つ空いてしまいましたが、どのみちフロントパネルの張替えが必要なのでその時に処置したいと思います。
ロータリーエンコーダがあまりにも軽いので、プッシュすると周波数ステップ変更と周波数変化がほぼ同時に起こって、ぴったり1kHzでチューニングがやりにくくなってしまいました。
空いた穴にプッシュスイッチを入れてMenuボタンにした方が良いでしょうね。
ロータリーエンコーダ自体をクリック付きに変える手もありますが。
USB端子を使ってCATを実装する計画があるそうです。
WSJT専用機のニーズがあるらしいです。
結果的に開発環境を入れたのでソースいじり放題ですよ!
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