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2018年2月11日 (日)

ubitxのクロック調整

ubitxは調整済で発送されているはずなので、ファイナルのBIASやEEPROMに書かれているマスタークロック、BFO周波数は触らなくても良いです。

とはいえ触れる場所があるのならいじりたいものです。
ここに調整法が書かれています。
BIASはあまり上げても歪むだけなのでこの通りで正解なのでしょう。
ファイナル付近にある四角ではない半固定VRはドライブレベルの調整で、ひねるとローバンドで20Wぐらい出たりしますが、明らかに出すぎで壊しそうなのでここも触らない方が良いと思います。

マスタークロックはCARIBRATIONという表記です。
周波数の分かっている放送局に合わせてゼロビートを取れと書いてあります。
私のところに届いたのは20か21あたりが丁度良かったです。
ステップがかなり荒いようで、もうちょっと細かく(1Hz単位とか)調整したい気もしますが、気が遠くなるでしょうね。
下手に変調のかかっている放送局よりも、周波数のはっきりしているCWの信号を受信して調整が楽です。
別に送信機を持っていればダミーロードを付けて漏れ電波で調整すると良いです。
なるべく高い周波数(28MHとか)で調整すると誤差が少ないと思います。

BFOはキャリアポイントで、適切に調整したらAM放送の受信音質が良くなります。
私はUSBサウンドを入れたので、ダミーロードを繋いでWSJT-Xのウォーターフォールを見れるようにします。
本体のイヤホン端子にパソコンのマイク端子を繋いでも大丈夫でしょう。
次に別の送信機で1kHzか2kHz上のCW信号を発生させ、ウォーターフォールの棒が丁度1kHzや2kHzになるように調整してみました。
50Hz程度まで追い込めたので終了としました。
TCXOでは無いのでHFでも100Hz程度のずれは甘受しないといけません。
ちなみに現在の値は11.996.000です。

CWの周波数はいまいちよく分かりません。
普段表示しているのが送信周波数では無さそうです。
おそらくビート音分(750-800Hz程度)上下にずれていると思います。
SSB用の広いフィルタなので、ゼロインが分かりにくいというのもあります。
KD8CEC版の設定ソフトにはCW用のBFO周波数設定があります。

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