ubitx CEC版1.0ファームウエアのハムバンド送信禁止改造とチューニング
操作性がちょっといまいちですが高機能なKD8CEC版は最初からバンド外送信を想定しているようでした。
アメリカのバンドプランをテーブル化していましたから。
とりあえず日本のバンドプランに変更です。
5MHzが入っているので、3.5/3.8MHzに分割します。
トップバンドはもちろん送信自体はできますが、高調波の心配があるのでどうしましょうかねえw
見ての通り最大バンド数までご丁寧に設定できるので、対応バンドを減らすことは可能です。
4アマ専用にも出来ますね。
ubitx_20.ino void initSettings()内です。
...
useHamBandCount = 10;
// hamBandRange[0][0] = 1810; hamBandRange[0][1] = 2000;
// hamBandRange[1][0] = 3500; hamBandRange[1][1] = 3800;
// hamBandRange[2][0] = 5351; hamBandRange[2][1] = 5367;
// hamBandRange[3][0] = 7000; hamBandRange[3][1] = 7300; //region 1
// hamBandRange[4][0] = 10100; hamBandRange[4][1] = 10150;
// hamBandRange[5][0] = 14000; hamBandRange[5][1] = 14350;
// hamBandRange[6][0] = 18068; hamBandRange[6][1] = 18168;
// hamBandRange[7][0] = 21000; hamBandRange[7][1] = 21450;
// hamBandRange[8][0] = 24890; hamBandRange[8][1] = 24990;
// hamBandRange[9][0] = 28000; hamBandRange[9][1] = 29700;
// Japan band plan modify maaberu
hamBandRange[0][0] = 1810; hamBandRange[0][1] = 1912;
hamBandRange[1][0] = 3500; hamBandRange[1][1] = 3687;
hamBandRange[2][0] = 3702; hamBandRange[2][1] = 3805;
hamBandRange[3][0] = 7000; hamBandRange[3][1] = 7200; //region 3
hamBandRange[4][0] = 10100; hamBandRange[4][1] = 10150;
hamBandRange[5][0] = 14000; hamBandRange[5][1] = 14350;
hamBandRange[6][0] = 18068; hamBandRange[6][1] = 18168;
hamBandRange[7][0] = 21000; hamBandRange[7][1] = 21450;
hamBandRange[8][0] = 24890; hamBandRange[8][1] = 24990;
hamBandRange[9][0] = 28000; hamBandRange[9][1] = 29700;
}
送信禁止は超手抜きで常時にします。
これで困る人はいないと思いますので。
void startTx(byte txMode, byte isDisplayUpdate){
//Check Hamband only TX //Not found Hamband index by now frequency
//Japan must no tx on offband maaberu
// if (tuneTXType >= 100 && getIndexHambanBbyFreq(ritOn ? ritTxFrequency : frequency) == -1) {
if (getIndexHambanBbyFreq(ritOn ? ritTxFrequency : frequency) == -1) {
//no message
return;
}
要はtunmeTXTypeのチェックを外してバンド内かどうかのチェックだけにします。
tuneTXTypeはどういうものかというと、エンコーダプッシュでメニューが出てBand Selectが選べますが、ここでエンコーダプッシュしっぱなしにするとFull range modeとHam band modeがトグルで表示されます。
希望のモード時にエンコーダを手放すとそれに決定です。
左右に回して100kHz単位の移動/バンド切り替えで、再度エンコーダプッシュで決定です。
ちなみに通常時にエンコーダプッシュしっぱなしでチューニングステップの変更です。
10/20/50/100/200Hzですが、28MHzやSSBで使うなら10/50/100/1000/5000ぐらいが便利かもしれません。
冒頭のハムバンド変更のすぐ下あたりに定義があるのでお好みで書き換えましょう。
//Check Value Range and default Set for new users
if (findedValidValueCount < 5)
{
//Default Setting
// maaberu
// arTuneStep[0] = 10;
// arTuneStep[1] = 20;
// arTuneStep[2] = 50;
// arTuneStep[3] = 100;
// arTuneStep[4] = 200;
arTuneStep[0] = 10;
arTuneStep[1] = 50;
arTuneStep[2] = 100;
arTuneStep[3] = 1000;
arTuneStep[4] = 5000;
//maaberu }
まだまだ長く押しっぱなしで周波数ロックになります。
鍵が表示されるのでわかりやすいです。
その他、IF SHIFTに10chの周波数メモリ、CWメッセージメモリ(手打ちで入力だけど...)、CATでハムログにバンドデータ転送と機能山盛りですよ。
ただ、キャリブレーション画面が簡単に出てしまうので、間違ってずらすと大変かも。
間違って変えてしまった場合は中波放送か10MHzのBPMに合わせてBFOで大体キャリアを合わせて、CARIBRATIONでゼロビートを取るほうが良さそうです。
ちなみに11.998.040ぐらいが丁度良かったですがBFOではぴったりにならないので、
以上から、ロータリーエンコーダの端子が2個出ている側の配線を外してプッシュスイッチを繋いでメニューキーとして独立させた方が良いです。
ついでにエンコーダもプッシュ無しがベターですが、秋月のクリックありの安いエンコーダはフィーリングが悪くてNGでした。
中の球をとってクリック無しにしたらw良いかもしれませんが。
自分好みに改造できる無線機はいいですね!
ソース改造してしまった後に、uBITX Memory Managerなるソフトを発見しました。
これを使うとおそらくソース無改造でもバンド情報やハムバンド以外送信禁止に出来ます。
ラズパイだけでなくWindows版もあるので安心してください。
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