DMR:MMDVM Hotspotを自作する
BluePillにMMDVMファームを焼いたままの状態でしたが、ようやくFSKモデムモジュールRF7021SEが届いたので形にしてみました。
こちらに作り方があります。
回路的には今時のデジタル回路で、アナログな部分はありません。
LEDが昔の低輝度のため、負荷抵抗を440Ωまで下げましたが、本来は良くないと思います。
消費電力を下げるには付けないのが一番です。
高輝度LEDを使って作例通り1.5kΩで作った方が良いです。
モード表示はD-STAR/DMR/Fusionの3つにしました。
P25,NXDNは無線機が高いのでちょっと手が出ないです。
DATAIN/DATAOUTにもLEDを入れましたが、常時点滅しているので無くてもいいかな...。
PAC/LED_COSはRF送信時/受信時の表示ですが、これも無くても良いと思います。
交換するTXCOはaliexpressで10個1500円ぐらいです。
上の小さいのが元からついていたものです。
大きさが倍なので足を延ばして取り付けましたが、工作としてはあまり良くないかも知れません。
1発目で動いたので9つも余ってしまった。
これは欲しい方がいましたら1人1つのみ限定ですが差し上げます。
事前の動作チェックが出来ませんので、外れが当たっても文句は言わないで下さいね。
Nano Pi NEOのUSBへ繋いで動かしています。
モードLEDはアイドル時には順番に表示して流れます。
Pi-star側で停止したモードは飛び越します。
オフセットは送受とも-500Hzぐらいで丁度良いようです。
今のところ動作が不安定で、長時間動作が出来ません。
落ちたらLEDが流れなくなるので分かります。
電源が不安定なのではと思われますが、また追求しましょう。
BleuDVでも問題無く動きます。
COMポートをMaple Serialという名前で認識するので、そのCOM番号を指定するだけです。
電源の問題が無いせいか、Nane Pi NeoにPi-Starを使うより安定しています。
Fusion,DMRいずれもオフセットを調整したら送受出来ています。
費用的にはFSKトランシーバRF7021SEが2100円程度、TCXOが10個1500円程度、BluePillが200円程度で送料込みで3800円程度です。
コスト的にはまあまあ安いでしょう。
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