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2018年4月12日 (木)

TM-733GにDMRが使えるMMDVMモデムを繋ぐ変更申請でJARDから連絡

eBayやAliexpressとかで無線機のデータ端子に繋ぐMMDVMモデムが5000円程度で売られています。
回路図なども公開されているようですからSTmicroのMCUが手に入る人は自作できるのではと思います。
eBayで落札して到着待ちですが、すぐに使えるようにJARDに変更申請を出しました。

結果は差し戻しでした。
曰く、

・TM-733の技適には9600bpsデータ端子から入れる30F1Dが免許に入っている
・既に免許を受けている送信機の変更である
・20W以下である

ゆえに、総通に直接申請出来ます、保証認定料は手数料を差し引いて(...)返金します、とのことでした。
諸元にD-STAR,C4FM,DMR+パケット通信(1200bps/9600bps)を入れたのですが。
まあ、F7Wは4VFに一括指定に入っていますけどね。

P13
P9

とにかく、これが本当なら非常にありがたいですね。
以下のメソッドで変更申請代ほぼ無料で合法20Wのホットスポットが作れる訳です。

1.20Wのデータ端子付きモービル機を変更申請の増設なり取り換えなりで用意する
 ここでは変なことは書かずに技適番号だけ
 今時なら新技適機でやりましょう
 モノバンド機は製品としてほとんど無いのでデュアルバンド機になりますが、デュアルワッチの無い安いもので良いと思います。
 9600bpsデータ端子の有無だけは気を付けて下さい。

2.変更申請の変更で、該当送信機にF7Wを追加する
 終段管とか書かないと行けないので、取説の情報は必要
 (これも3月から変わったので諸元だけで行けるかも)

今回本当に審査終了まで行ったら、DMRのホットスポットが大幅に設置しやすくなりますね。
発熱や電源を考えたら50W出なきゃいや、という人は少ないでしょうし。
前々から免許に入れていたモービル機がこんなところで役立つとは。
もっとも旧技適なので、最終的にはJARDに金を支払って確認保証を受けないと使い続けることは出来ないのですが。

肝心のモデムがちゃんと動くかどうかはまた別の問題ですので、今回は法的ブレークスルーの話と言うことで。

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