DMR:中華製MMDVMモデム基板をモービル機に繋いで評価
今朝雨の中ホームセンターに行き、2.6mmのナットやネジを買って来て3個100円のタッパーへインストールしました。
これで物理的な故障にはある程度強くなったと思います。
せっかくなので手持ちのいろいろな無線機に繋いで評価してみました。
一番簡単に動いたのはIC-7000でした。
IF DSPオールバンド機なのでかなりもったいないですが...。
FT-991(notA)は受信がうまく行かずペンディング中です。
50W出せますが、こっちの方がもっともったいないですね。
FT-857DMはかなり手こずりましたが動きました。
TM-733Gも似たような挙動だったので、ここに紹介します。
なお、受信は比較的簡単に成功しました。
昔FT-2000DのIFに繋いでいたRTL-SDRドングルを発掘したので、販売元の情報通りにSDR#を久しぶりに起動して送信波形を見ることにしました。
まずはリファレンスとしてDMmegaの送信スペクトラムです。
MMDVMの付くプロセスを全部sudo killで停止させて、MMDVMCalを起動して、大文字のDでDMRモードに切り替えてからスペースキーを押すとこの画面のようなスペクトラムで送信されます。
t/Tで出力調整が出来ます。
帯域内に棒が10本立つらしいですが、それらしい感じですね。
この波形に近づけないと相手に復調されない訳です。
FT-857DMの送信スペクトラムです。
あれ、本数が少ない。
要は、モデムの出力が小さくて変調が深くは掛かっていないようです。
基板上のボリュームを最大にして、ソフト的に100%にしてもこんなものです。
GPIO側の10kΩ半固定抵抗を取り去り、GND以外の2本をジャンパして直結しました。
これで常に最大出力です。
え、出力レベル調整出来ないのでは?
Expert Modeのmodemセクションでソフト的に調整出来るので構わないのですよ。
100%にして、しっかり低域や高域も出るようになりました。
おそらく出すぎでしょうね。
現在の設定値です。
参考にしてください。
アイコム系は感度が高く、1Vpp程度入れると送信停止するようです。
八重洲とケンウッドは2Vppが最大なので、レベル不足だったようです。
但し無線機側のメニューにもにも感度調整があります。
そちらは100にしています。
TX/RX Invertは機種によって1だったり0だったりで様々ですね。
後は法的問題、要は早く変更申請が終わってくれることを祈るのみです。
4月になって担当者が変わったのか、非常にスロー、かつ、備考欄に申請内容の説明を要求されるようになったのでいったいどうなるのか心配ではあります。
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