MMDVM:自作Hotspotの接続をGPIO化してNextion LCDをモデム基板へ接続する

太いUSBケーブルが這い回っているのはあまり気分が良くないので、BluePillのファームウエアを設定変更してGPIO接続に変えました。
ついでにモデム基板側にシリアルのヘッダピンを増設してラズパイZERO W>MMDVMモデム>Nextion LCDの一筆書きに変えました。
これでラズパイ側のUSBを消費しなくなり、かつモデムと液晶のデータ転送が重畳されるので技術的にもおもしろいです。
ケーブルが減って内部の空間が広くなるのは気持ちいです。

Config.hの設定です。
#define STM32_USART1_HOSTを有効に、#define STM32_USB_HOSTを無効にするとLED側のシリアルポート(端子番号6,7:A9,A10で、使用)がGPIO用に割り当てられます。
この設定でBluePill側のmicroUSBは使えなくなるので、Pi-Star専用になります。
#define SERIAL_REPEATERを有効にすると、モデムのファームウエアでLEDとは反対側のシリアルポート(端子番号27,28:A2,A3)にLED側のシリアルポートが受信したデータを垂れ流すようになります。
ここにNextion LCDを繋ぐと間接的にラズパイからの制御情報が届くわけです。
(今回はDISP_I2Cは使用しません)
なお、回路図にはヘッダピンに電源が入っていないので、双方のピンヘッダへ端子番号18の5Vと、端子番号19のGNDを繋いでいます。
これでラズパイのmicroUSB電源端子から受電した5VがGPIO経由でBluePillとNextion LCDに供給されます。

Pi-Starの設定ですが、まずはモデムの動作からです。
MMDVM_HS_HAT(DB9MAT & DF2ET) for Pi (GPIO)を選びます。
これでD-STAR等で送受を確認しましょう。

MMDVMディスプレータイプはNextionを選んで、Layoutは焼いたファームウエアのタイプを選択しますが、ポートはmodemです。
これでMMDVMモデム上のシリアルポートから繋がるようになります。
シリアルポートと言っても115kbps程度の速度がありますから、モノラル音声1ストリームは充分転送して余るぐらいなので、液晶表示を重畳させても十分な余裕があります。
あと楽しめそうなのはNextion LCDのファームウエア改造位でしょうか。
遊べますね。
液晶は電源端子を外して設定をNoneにすると表示しなくなるので、本当にバッテリー動作をさせる場合はこうした方が必要でしょう。
これで回路の中身的にはZUMSPOTやJumboSpot同等品になりました。
備忘録
ラズパイ側 GPIOを上にして左上から灰紫青緑
モデム側 LED側USBとは反対側から灰紫青緑
Nextion LEDと反対側USBの反対側から赤黒黄青
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