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2018年7月15日 (日)

関ハムのFCC試験

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初日は災害の影響で、当日スタッフが避難していた歯科に代替で通院になったので、最終日のみの参加となりました。
初日の様子については分かりません。
今日はAmateur Extraが出て何よりでした。

アメリカのアマチュア無線資格は一番下のElement2から受験することが鉄則です。
日本で1アマを持っていようが、既に「アメリカの」ライセンスを持っていることが確認出来ない場合は必ずElement2から受けてもらいます。
一番下級だから簡単だろうと思われるでしょうが、簡単なのは無線工学の範疇だけです。
問題のほとんどは、日本で言う法規に近い内容です。
Technicianでも50MHz以上でキロワット出せるのと、アメリカでは常識ですが、日本の常識からかけ離れた内容が出ることもしばしばです。
第三者通信やARES等日本に無い制度もたくさんあります。
また、Element2,3,4は、問題の重複がありません。
Element4のQuestion Poolだけ覚えたら良いだろうというのは通用しません。
日本で1アマを持っている人がElement2を何回も不合格になる事象はありがちなのです。
計算で回答が出る問題はほとんどありません。
あちらでライセンス失効して、2年間の猶予期間が過ぎた人が再開局する場合、今はElement2の受験をして合格することが求められています。
日本より厳しいですね。
逆に言えば現在のアマチュア無線のトレンドに合わせて数年ごとのQuestion Poolの改定が行われているということです。
受験を希望される方は、Element2をなめてかからないよう、確実に合格できるまで勉強されることをご忠告いたします。
出来ましたら事前申し込みを行っていただくと、そのあたりがより分かると思います。
逆に言うと、Element4は殆ど無線工学で、法規に近い内容はVE制度に関することだけです。
いかにElement2にエッセンスが詰まっているか分かると思います。
(ちなみにElement3は日本には概念の無いバンド内バンド等、細かい数字を問われる問題が出ます)

次回は10月ごろに神戸で開催を考えているそうです。
開催1月前をめどにWebにて発表があります。

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