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2018年8月20日 (月)

POCSAG:UniPager ラズパイと 無線機I/Fの製作

P4

せっかくなのでラズパイとデータ端子付き無線機のI/Fを作ってみました。
FT-7800の記事通りです。
電解コンデンサは22μF指定ですが、手持ちがなかったので100μFにしました。
高音が出ない=速い速度が出ないかも...。
スイッチングに使うトランジスタは2SC1815、ベース抵抗は470Ωです。

P5

接続です。
ラズパイ3 B+で、この向きでGPIO上側の列、右端から左に数えて5番目(9)がGND,6番目(11)がGPIO0です。

P6

音量はalsamixerで調節です。
日本語化されています。
カーソルキーの上下で調整です。
適当に50%にしたら一発で通りました。
なお、アイコムの無線機は変調を深くしすぎると保護回路が働いて突然PTTが効かなくなります。

P7

UniPagerでの設定です。
昨日との違いはGPIOを0にするぐらいでしょうか。
こちらのAudio Levelは0にしても127にしても同じに聞こえます。
alsamixerで調整が正しいと思います。
無線機側は必ず9600bpsの設定にします。
通信速度も512や2400bpsにしてもなぜか1200bpsで送信します。
もしかしたら再起動が必要がもしれません。
厳密にはバンドスコープで見て過変調にならない程度に抑え目が良いと思います。

送信はSend Messageに必要な内容を入れてSendをクリックです。
Statusの数字やアルファベットの四角が青くなっていない時間は送信権のスロット割り当て外なので、送信保留です。
しばらく待ったら送信します。

P8

PDWで受信させてみましたが、問題無いです。

P9

実機でも受信しました。
たまに文字化けしますが、エラー訂正はしないのでまあこんなものでしょう。
使う送信機にもよると思います。
オールモード機はきれいな変調になります。
いくらデータ端子があっても古いモービル機は周波数のジッタがあり、避けたほうが良いようです。
FTM-100Dはかなりきれいな変調らしいです

部品:
すべて1つづつです。
抵抗470Ω、トランジスタ2SC1815、電解コンデンサ100μF(指示通り22μFが良いと思います ラズパイ側がマイナスです)、モノラルミニプラグ、miniDIN6ピンオス、4芯ケーブル50cm、配線用ケーブル少々、ユニバーサルプリント基板。
ジャンク部品を使ったのでタダでしたが、新品を買っても1000円程度だと思います。
1時間もあれば完成すると思います。
常用する場合はケースに入れてきれいに作ってくださいね。

P10

DAPNETのStatusもちゃんとUniPagerになっています。

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