モービルトランシーバ型Android機TM-7 Plusで任意のリフレクタに接続できるBlueDV AMBE for Androidを起動実験
TM-7PlusはAndroid7.0のスマートフォンですが、モービル機のコントローラ部分とほぼ同じサイズでなかなかカッコいいです。
音質もFBです。
Peanutを使っていましたが、こちらの方が対応リフレクタが多い(REF,DCS,XRF,DMR,DMR+の任意のリフレクタ)ので実用度アップです。
Button MapperでP3/P4/SOSに起動アプリやホームキーを割り当てたら使い勝手が良くなります。
左上のロータリーエンコーダは音量ボリュームです。
AMBEボタンをタップでマイクゲインの調整が出来ます。
なお、Plusのつかないモデルの方が安いです。
Android4.4なのと、内蔵の無線モジュールが3Gまでの対応です。
付属マイクのPTTを握るとちゃんと送信になります。
離すと受信です。
送信中や、受信音が流れている間はAMBEコーデックのDVStick内LEDが点灯します。
普通のAndroidスマートフォンでは画面のコントロールが無い部分をタップ(この写真ではオレンジ部分)でトグルで送受切り替えです。
ハンズフリー状態です。
OTGケーブルはキャンドゥで売っている100円のものです。
本体後ろにゴムキャップがあり、その中にコネクタがあります。
ぶらぶらしないよう両面テープで上に張りつけました。
ダイソーで売っているのはケーブルでは無く一体型なので、普通のスマートフォンだと良いかも知れませんが、この機種にはあまり向いていないと思います。
AMBEコーデックのDVStickはフランスのハムショップから送料込み96.4ユーロ、約12,000円で購入しました。
今もこの価格で売ってくれるかは分かりません。
価格を言わなければAmazonや国内で輸入代行してくれるところがあるようですが。
このソフトはBlueDVと違ってAMBEコーデックのハードやネットワーク上のサーバが無いと無意味です。
PeanutはPeanutサーバ側にAMBEコーデックを持っているので利用者側としては必要ないのですが、選択できるリフレクタが限定されています。
もっともPeanutからだけ使えるルームが別にあるのですが。
設定は普通のBlueDVとほぼ同じで、違うのは周波数関係の設定がグレーアウトしていて、Device:OTG,OTG Baudの設定が必要な位です。
速度は今時の製品は高速な460800で通信出来ます。
なお、AMBE Serverはネットワーク上にあるAMBEコーデック経由にする設定なので、今回は選択してはいけません。
本体とDVStickで36,000円位するので、モービル機が買えてしまいますね。
ソフトがまだβ版ということもあり実用にはあまりお勧めはしません。
無線LANで実験しましたが、内蔵のLTE対応無線モジュールはドコモMVNOに繋がりそうな仕様です。
microSIMが2スロットあります。
ロケットモバイルやニューロモバイル等200kbps程度の低速使い放題なら月300円位からありますね。
対応SIMを入れれば通話も出来るらしいですが、未確認です。
普通のスマートフォンなので、アマチュア無線機としての申請は不要です。
但しDMR IDの取得時にアマチュア無線のコールサインが必要です。
CQを出さずにツーリングなどで仲間内とだけ通話したい場合は、Zelloの方が良いでしょうね。
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