« アマチュア無線家専用SNS https://hamtter.net/ 利用者募集中です(Mastodon最新正式版V3.0.0) #hamradio | トップページ | XLXリフレクタにDMRとC4FMを繋いでみる(不安定の原因究明) »

2019年10月 6日 (日)

XLXリフレクタにDMRとC4FMを繋いでみる(まだ不安定)

Pi-StarにはDMRからYSF、また逆が装備されているのでどれほど意味があるか分かりませんが、相互に通信する方法の紹介です。

あえて必要性を言うと、仲間内だけのルームが欲しい、でしょうか。

全部自前で用意するのでBrandMeisterから日本のMasterが消えて大変、とかの心配は起きなくなります。

まずはレンタルサーバを借りてYSFRelrectorxlxdをインストールして動く状態にします。

ここから挫折しそうですねw

各々のリフレクタが動いてD-STARなりFusionで繋がることを確認します。

次にYSF2DMRをインストールします。

これまた大変ですね。

/etc/YSF2DMR.iniの内容を紹介するので、参考にして下さい。

とりあえず自分が建てたXLXリフレクタがXRF888で、Dモジュールに接続という前提にします。

実在するので必ず 変えて下さいね。

肝は[DMR Network]です。

[Info]

RXFrequency=438010000 電波を出さないので適当に
TXFrequency=438010000
Power=1
Latitude=0.0
Longitude=0.0
Height=0
Location=US
Description=Multi-Mode Repeater
URL=[レンタルサーバのドメイン名かIPアドレス]

[YSF Network]

Callsign=[YSFRefrectorのコールサイン]
Suffix=ND
#Suffix=RPT
DstAddress=127.0.0.1 同じサーバ内で動いているのでlocalhost
DstPort=42000
LocalAddress=127.0.0.1
LocalPort=42013
EnableWiresX=0
Daemon=0

[DMR Network]

Id=4404032
XLXFile=/usr/local/etc/XLXhosts.txt Pi-Starの/usr/local/etcにあります
XLXReflector=888 実際の設定に合わせる
XLXModule=D 実際の設定に合わせる
#StartupDstId=9990
# For TG call: StartupPC=0
#StartupPC=1
Address=127.0.0.1
Port=62030
Jitter=500
EnableUnlink=1
TGUnlink=4000
PCUnlink=0
# Local=62032
Password=PASSWORD
# Options=
TGListFile=/usr/local/etc/TGList-DMR.txt [Pi-Starの/usr/local/etcにあります]

Debug=0

[DMR Id Lookup]

File=/usr/local/etc/DMRIds.dat [Pi-Starの/usr/local/etcにあります]

Time=24

[Log]
# Logging levels, 0=No logging
DisplayLevel=1
FileLevel=1
FilePath=/var/log
FileRoot=YSF2DMR

[aprs.fi]
Enable=0
# Server=noam.aprs2.net
Server=euro.aprs2.net
Port=14580
Password=9999
APIKey=Apikey
Refresh=240
Description=APRS Description

-----------------------------

YSF2DMRを起動して、XLX側やYSF側のダッシュボードにDMRMmdvmで繋がっているか確認します。

これだけです。

参考にPi-StarのDMRで直接XLXリフレクタへ接続する設定です。

P4_20191006123401

設定箇所自体は少ないです。

上の方のDMRをONにして保存、DMRGatewayを選択して保存、最後にXLX Master,Module,XLX Master Enableを設定して更新です。

P5_20191006123801

こうなると成功です。

XLXリフレクタやモジュール名が表示されないのが不安です。

おもむろにDMR(TG6で送信)やC4FM機で試してみて下さい。

P15_20191006124001

しかなしながら1分もしないうちに赤くなってしまいます。

トランスコーダが無いせいか、別の理由かは今のところ分かっていません。

ちなみにD-STARで繋ぐと波は出るが音が出ない、しかし低速データは動いているのでガイド表示はあるという面白い状態になります。

この場合はPi-Starは(DMRで繋ぐ設定を外さない限り)安定しています。

----------------------------------------------------------------------

サーバ側は問題無いようで、やはりPi-Star側の問題のようです。

Nano Pi NEOと有線LANで動かしている個体は安定して接続が続いています。

ラズパイZERO Wと無線LANで動かしている個体はすぐに変なパケットを送信して停止します。

放熱、電源容量、無線LAN、RasbianとArmbianの差などいろいろ考えられます。

|

« アマチュア無線家専用SNS https://hamtter.net/ 利用者募集中です(Mastodon最新正式版V3.0.0) #hamradio | トップページ | XLXリフレクタにDMRとC4FMを繋いでみる(不安定の原因究明) »

HAM」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アマチュア無線家専用SNS https://hamtter.net/ 利用者募集中です(Mastodon最新正式版V3.0.0) #hamradio | トップページ | XLXリフレクタにDMRとC4FMを繋いでみる(不安定の原因究明) »