XLXリフレクタにDMRとC4FMを繋いでみる(まだ不安定)
Pi-StarにはDMRからYSF、また逆が装備されているのでどれほど意味があるか分かりませんが、相互に通信する方法の紹介です。
あえて必要性を言うと、仲間内だけのルームが欲しい、でしょうか。
全部自前で用意するのでBrandMeisterから日本のMasterが消えて大変、とかの心配は起きなくなります。
まずはレンタルサーバを借りてYSFRelrectorとxlxdをインストールして動く状態にします。
ここから挫折しそうですねw
各々のリフレクタが動いてD-STARなりFusionで繋がることを確認します。
次にYSF2DMRをインストールします。
これまた大変ですね。
/etc/YSF2DMR.iniの内容を紹介するので、参考にして下さい。
とりあえず自分が建てたXLXリフレクタがXRF888で、Dモジュールに接続という前提にします。
実在するので必ず 変えて下さいね。
肝は[DMR Network]です。
[Info]
RXFrequency=438010000 電波を出さないので適当に
TXFrequency=438010000
Power=1
Latitude=0.0
Longitude=0.0
Height=0
Location=US
Description=Multi-Mode Repeater
URL=[レンタルサーバのドメイン名かIPアドレス]
[YSF Network]
Callsign=[YSFRefrectorのコールサイン]
Suffix=ND
#Suffix=RPT
DstAddress=127.0.0.1 同じサーバ内で動いているのでlocalhost
DstPort=42000
LocalAddress=127.0.0.1
LocalPort=42013
EnableWiresX=0
Daemon=0
[DMR Network]
Id=4404032
XLXFile=/usr/local/etc/XLXhosts.txt Pi-Starの/usr/local/etcにあります
XLXReflector=888 実際の設定に合わせる
XLXModule=D 実際の設定に合わせる
#StartupDstId=9990
# For TG call: StartupPC=0
#StartupPC=1
Address=127.0.0.1
Port=62030
Jitter=500
EnableUnlink=1
TGUnlink=4000
PCUnlink=0
# Local=62032
Password=PASSWORD
# Options=
TGListFile=/usr/local/etc/TGList-DMR.txt [Pi-Starの/usr/local/etcにあります]
Debug=0
[DMR Id Lookup]
File=/usr/local/etc/DMRIds.dat [Pi-Starの/usr/local/etcにあります]
Time=24
[Log]
# Logging levels, 0=No logging
DisplayLevel=1
FileLevel=1
FilePath=/var/log
FileRoot=YSF2DMR
[aprs.fi]
Enable=0
# Server=noam.aprs2.net
Server=euro.aprs2.net
Port=14580
Password=9999
APIKey=Apikey
Refresh=240
Description=APRS Description
-----------------------------
YSF2DMRを起動して、XLX側やYSF側のダッシュボードにDMRMmdvmで繋がっているか確認します。
これだけです。
参考にPi-StarのDMRで直接XLXリフレクタへ接続する設定です。
設定箇所自体は少ないです。
上の方のDMRをONにして保存、DMRGatewayを選択して保存、最後にXLX Master,Module,XLX Master Enableを設定して更新です。
XLXリフレクタやモジュール名が表示されないのが不安です。
おもむろにDMR(TG6で送信)やC4FM機で試してみて下さい。
しかなしながら1分もしないうちに赤くなってしまいます。
トランスコーダが無いせいか、別の理由かは今のところ分かっていません。
ちなみにD-STARで繋ぐと波は出るが音が出ない、しかし低速データは動いているのでガイド表示はあるという面白い状態になります。
この場合はPi-Starは(DMRで繋ぐ設定を外さない限り)安定しています。
----------------------------------------------------------------------
サーバ側は問題無いようで、やはりPi-Star側の問題のようです。
Nano Pi NEOと有線LANで動かしている個体は安定して接続が続いています。
ラズパイZERO Wと無線LANで動かしている個体はすぐに変なパケットを送信して停止します。
放熱、電源容量、無線LAN、RasbianとArmbianの差などいろいろ考えられます。
| 固定リンク
« アマチュア無線家専用SNS https://hamtter.net/ 利用者募集中です(Mastodon最新正式版V3.0.0) #hamradio | トップページ | XLXリフレクタにDMRとC4FMを繋いでみる(不安定の原因究明) »
「HAM」カテゴリの記事
- VE神戸は2023年1月に夕方開始、2月に夜間と対面、3月開催関西ハムシンポ会場でアメリカのアマチュア無線資格試験を行います #hamradio(2023.01.19)
- スーパカブ110(JA10)で初走り直島 #スーパーカブ(2023.01.08)
- コミックマーケット101サークル参加記を作成しました #C101 #C101思い出(2023.01.01)
- コミックマーケット101 まあべる本舗へお越しいただきありがとうございました #C101 #C101告知(2023.01.01)
- アメリカのアマチュア無線資格試験 日本国内VE Team開催初のオンライン試験が実施されました #hamradio #FCCExam(2022.11.27)
コメント