院外処方はしんどいだけでメリットを感じない
通院している大学病院が経腸栄養剤を院外処方にするということです。
普段よりみかん箱7個分の薬の山には辟易していたので自宅配送の出来る院外処方には期待していました。
しかしながら少なくとも倉敷市においては全く持ってメリットの無い代物でした。
事前に薬局へ話を付けておく必要があり、難病法における指定医療機関(保険薬局)のリストを貰って家の近所の薬局を回りましたが、ほぼ門前払いでした。
・うちは(特定の受診科名)の薬しか置かない
・配達は行っていない
・配達はしてもいいけど有料
という所だらけで既にこのお知らせとは乖離した結果です。
都会では競争があるので無料配達が当然のようですが、こちらでは皆無です。
薬剤師が指導=配達は薬剤師ではないとだめらしいです。
まだ門前払いの方が良かったのです。
山の様な栄養剤の話をしても受けてくれた薬局、但し配達は500円かかる、ところへ実際に金曜昼に処方箋を持って依頼したところ、
・在庫が無いので取り寄せ
・飲み薬については今日中に揃う
配達2回で配送料2回分にはならないのを確認
・栄養剤は来週月曜以降
とのことでますます暗雲が立ち込めていますが依頼することにしました。
普通に考えて経腸栄養剤(エレンタールとラコール)はおそらく大部分の患者さんには縁の無い代物です。
在庫が無いのも分かるのですが。
結果として今日水曜日の昼に配達となりました。
さすがに実労3日以上かかるのは(日的には5日)どうなのでしょうか。
火曜日でエレンタールの在庫がほぼゼロになったので命の危険を感じました。
受取時に年老いた両親へ車から家まで運ぶようヘルプが出たそうです。
さらに追い打ちをかけるように、院外処方と院内処方は混在できないのだそうです。
筋肉の生成に障がいが出ているのでセレン注を処方してもらっていますが、これは院外処方が不可能です。
今回は処方から外してもらいましたが、次回通院時の検査で悪化していたらどうなるのでしょうね。
ドクターは2回通院してくれとか現実的では無いことを言っていましたが...無職なら可能かもしれませんが。
保険証、受給者証、処方箋の受け渡しがあるので次回からは取りに来て欲しいのだそうです...。
今は親が健在で自分も働いていて収入もあり自家用車を運転出来ますが、どれかが欠けると崩壊ではと思います。
いっそのこと生活保護でも受給するとまだマシかもしれませんが。
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