2000円位でMyNodeもどきを作ってみる実験
XRFリフレクタ同好会で頒布していたMyNODEはお高いけど性能の安定したDVmega搭載でFBでしたが、当時2万円程度しました。
中華MMDVM_HS_HATは1900円位、怪しいBluetoothシリアルモジュールは100円程度で買えるので、これを組み合わせて当時の1/10程度の原価で作ってみることにしました。
実用性に今のところ難があるので、あくまで実験です。
USB端子は出ていても電源用で接続は出来ないので、性能面でも負けています。
表はこんな感じです。
左下の3.3V電圧発生部分は乾電池2本で動かす場合は不要です。
右上のコネクタはただの足で、配線はありません。
BluetoothはJDY-31というモジュールです。
一番安いドーターカード無しで大丈夫ですが、ピンを立てて抜き差しできるようにしました。
大人の事情と、設定変更するためです。
裏面です。
3.3V電源部分以外で部品らしいのはBluetooth接続表示のLEDと、電流制限の1kΩ抵抗だけです。
後は電線と電源スイッチ程度です。
GPIO JDY-31
TXD RXD
RXD TXD
3.3V VCC
GND GND
XXX STAT>LED>1kΩ>GND
これにVCCとGNDへ3.3Vを印加すればおしまいです。
TXDとRXDをクロスにしないとだめですよ。
JDY-31のプログラムです。
USBシリアルモジュールを用意して電源GNDをそのまま、TXDとRXDをクロスに繋いでおもむろにPCへ接続します。
その後Arduino IDEを起動です。
TeraTermではうまく行かず、Arduino IDEの出番となりました。
ツール>シリアルモニターを選択、右下をデフォルト速度の9600bpsとCR+LFにします。
まず名前の変更です。
AT+NAMEMMDVM_HS
ペアリングさせてみましょう。
BlueDV側のRadio形式もMMDVM_HSにします。
最後にシリアルポートの速度変更です。
AT+BAUD=8
で115200bpsにします。
通信速度が変わったので以後はATコマンドが効かなくなるように見えますが、右下の速度を115200bpsにすると設定変更できます。
BlueDVにて動作中の画面です。
BTリンク中なのでLEDが点灯しています。
MMDVM_HS_HATはLEDが賑やかです。
なぜかD-STARのRF受信がうまく行かないですが(送信は出来る)Fusion,DMRは送受とも大丈夫でした。
混信や周波数ずれなどあるのかも知れません。
送信中でも50mA程度の消費電流です。
省電力ですね。
ケースはその辺のジャンクを流用しましたが、もうちょっと小さく綺麗に作りたいですね。
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