IC-705 中華ハンディ機用ハンドマイク改造とキーパッドの製作
ジャンク箱をあさっていたらケンウッド仕様の中華マイクが出てきました。
MD-380でDMRでは非常に低音質で、使わずに置いていたものです。
昨日作ったヘッドセットI/Fで余ったケーブルに取り換えてIC-705で動くか実験してみました。
ハンダ付けは2か所です。
簡単ですね。
スピーカーマイクですが、マイク端子に音声が出ていないので外します。
音声用ケーブルを増設すれば可能ですが、内蔵スピーカーやインナーイヤーヘッドホンを使うなら無い方が良いですし、必要なら付属のスピーカーマイクを使えば良いです。
FMで使う分には全く問題無いと思います。
RFの回り込みについては未検証ですが、10Wしか出ない機種なのであまり気にしなくても大丈夫でしょう。
マイクゲインは調整した方が良いと思います。
次にメッセージキーやボイスメモリを呼び出すキーパッドです。
タッチパネルで呼び出せば良いのですが、あえて接続するメリットは画面がどんな状態でも動作する点です。
バンドスコープを凝視する方には良いと思います。
3x5cmの小さいケースに押し込んだのでちょっと無理がありますね。
スイッチは8個まで制御出来ますが、大きさの問題で4つです。
充分足りると思います。
小さいのと機能説明が重要なので、痛くすることは避けました。
これだけでも599BKでのQSOは充分出来ます。
かなり詰め込みになりましたが入りました。
抵抗は説明書に書いてある通り1.5kΩ,1.5kΩ,2.2kΩ,4.7kΩの順で直列に繋いでプッシュスイッチを繋ぎますが、1.5kΩの抵抗の手持ちが無かったので1kΩの抵抗3本でごまかしました。
最初2.2kΩと4.7kΩを逆に付けてしまい、チャンネル1,2,4,4になったのであせりました。
一応蓋は閉まりました。
動作としては一発で動きましたが、録音時に声を拾いません。
PTTを押さないとだめかなと思って押すと送信してしまいます。
マイクの信号線自体をON/Offさせているので当然ではありますが。
純正スピーカマイクはもちろん録音モードでPTTを押さなくても音を拾います。
PTT回路がどうも正解では無いようです。
おそらく直流的には常時接続で、電流(抵抗値の変化)でPTTの状態を拾っているでしょう。
直流的な抵抗値を変化させると拾った音のレベル変動が生じるので、4極プラグの現在未使用の2つの接点を使っているかも知れません。
キーパッド自体の不良では無いので、現時点では純正マイクを使って録音という回避策でごまかすことにしました。
いずれ正解が分かるでしょうから、その時にマイク側の修正を行いたいと思います。
最後に、省スペースのためにジャックを2つつけてKEY端子へ繋ぐケーブルを別付けにしましたが、左右反対に繋いでも問題無く動作します。
また、無線機側とは反対側へパドルを繋いだらちゃんとCWでキーイング出来ました。
本当は非常用にCWキーイング用スイッチをつけたかったのですが。
大きなケースにしないと解決しないでしょう。
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