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2020年11月 8日 (日)

Nano Pi NEO(armbian)でDVswitch Serverを動かす

秋月電子で2280円で売っているNano Pi NEOでDVSwitchが動くか検証してみました。

ラズパイ2B相当の性能でかなりの低価格なので間違って買った人も多いと思います。

また、NoraDV Serverと称して頒布しているハードウェアにも以前使われていたようです。

P4_20201108112501

armbianをmicroSDカードに焼いて有線LANに接続、電源を入れて青いLEDが点滅したらSSHでnanopineoにログインすると設定画面が出るのでルートのパスワードやユーザの作成を行って下さい。

P5_20201108112701

DVSwitchは前回の手順で作業すると全くはまらずに起動しました。

4番のソフトウェアコーデックでDMR/Fusionで問題無く動いています。

D-STARは聞くに堪えない音質です。

DVStick30とかThumbDVをお持ちの方はUSB端子に差し込んで2番を選ぶと動きます。

NoraVR Serverとして頒布されている個体にはGPIOにAMBEコーデックがついているようなので、3番を選ぶと使えるかも知れません。

それらが使える方はD-STARでも動くと思います(日本国内のレピータには繋がらないと思います)

音声レベルがソフトの方が高い、おそらくダイナミックレンジが狭いので端末側のアプリでマイクゲインの調整がある場合はしっかり合わせて下さい。

もっともDMR/Fusion等モードが違うと出力レベルも変化するようですが。

さて、armbianはDHCPでIPアドレスを取得するとMacアドレスが毎回変わるので、再起動するとIPアドレスが変化してしまうことがあります。

これは/etc/network/interfacesにIPアドレスを固定すれば解決します。

ローカルルータにDHCPサーバがある場合、払い出し範囲外に設定することをお勧めします。

P6_20201108113401

CPUはクワッドコアで結構速いです。

アイドル時のCPU loadが0.1ですからね。

ディスプレーが繋がらないですが、WebサーバからDashboardが見えるので何ら困らないです。

おそらく最新busterベースのarmbianがインストールできるOrange Pi等でも動くと思います。

NoraVR Server頒布のmicroSDカードイメージは古いリリースのarmbianと聞くので、本当なら使い続けるのはどうかと思います。

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