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2020年12月29日 (火)

オープンソースのハンディ機用ファームウエアOpenGD77本体の日本語化に貢献しました

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DMRハンディ機GD77/DM-1801用のオープンソースの高機能ファームウエアOpenGD77には以前にメモリプログラミングソフト(CPS)OpenGD77CPSの日本語化で貢献しましたが、今回は本体の日本語化に貢献しました。

すでに対応CPS経由でβ版がダウンロードできますので興味のある方は実験してみて下さい。

(安定版では無いので一部Typoがあるなど不具合はあります)

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CPSが日本語表示になっている場合にFirmware Loaderで日本語専用リポジトリからダウンロードできるようになっています。

選ぶだけなので素晴らしいです。

基本何でもCPSソフトで出来るので、利用者側にも分かりやすいです。

以下日本語化されたスクリーンショットの一部です。

取得は当然CPSソフトを使えば画質劣化無しでできます。

D15 D16  D17 D18

CPSソフトのパッチを提案した際に、本体側も日本語化したい旨お伝えしておりました。

ヨーロッパ諸言語の切り替えは既に実装済でしたから定義ファイルの作成とフォントの扱いだけですからね。

当時中国語版を開発しようとしていたそうですが、簡体中文でも文字種類が多すぎて挫折寸前だったそうです。

プログラム領域は1MB程度だそうで、漢字表示が無理なのは分かっていたのでカタカナ表示での実装を目指しました。

技術用語が多いのでひらがなではかなり違和感を感じるのと、使える文字コードの領域が狭くてひらがなカタカナ混在は無理だからです。

最初はむげにされましたが、書き換えた言語定義ファイルを無理やり置いていったらフォントを用意したら対応してやるという話になり、夜なべして最初のフォントを作って起動実験に成功しました。

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字間などどういう表示になるか分からない状態でしたが何とかなるというのが分かったのでメッセージの短縮、フォントの再設計を行いβ版リリースになりました。

フラッシュメモリの容量不足なので日本語と英語のみの特別版です。

中国語はきついと思いますが、表音文字のハングルだったらもしかして。

もっとも100種類以上あるのですが。

今回の件で言語定義ファイルがUTF-8にかわったというような仕様の大幅な変更がありました。

表示だけで使う単語は限られているので、先に言語定義ファイルをUTF-8でネイティブに作らせてTextフィールドの文字種類を調べて番号をつけてCJKフォントから該当のフォントだけを集めたフォントファイルを用意すれば大概の言語対応が行けそうな気もします。

GD077は1万円程度しますがDM-1801はaliexpressで6000円未満で買えます。

デュアルバンドでいいですよ。

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