IC705SMeterを改造して右ボタンを押すと送信してSWR測定できるようにする(動画あり) #M5Stack
IC705SMeterがV2.1になりました。
左右ボタンでバックライトの明るさ調整が可能になったようです。
私は古いFIREなのでそういうボタンがありません...。
BASICやGray,Core2では使えるようです。
せっかくのお手本があるので、かねてからやってみたかったCI-Ⅴの制御に挑戦してみました。
SWR表示が出来るのにキャリアを入れる操作が出来ないので、3ボタンで画面切り替えを左1つだけでトグル切り替えにして、余った右ボタンにTune機能を付けてみました。
押すとVFO Aの現在の周波数で5秒程度FMで送信して、その間にSWRを測定して送信停後に表示します。
左ボタンを押すと通常のモードに戻ります。
中央ボタンは現在未実装です。
ATUのTUNEボタンがあると面白いかも知れないですね。
主な改造点はtasks.hのbutton関数をトグル動作に変更、function.hにSWRチューンとCI-Ⅴの送信だけ行う関数sendCommand2を実装しました。
M5Stackは非常に遅いので、bluetoothの送信が途切れる、つまりコマンドが通らない場合があるようです。
元のsendCommandはSメータ等の値を読み出すのが目的なので凝ったことをしていますが、そのまま使うとおそらくバッファ処理が間に合わず遅くなってしまうようです。
とにかくコマンドを送信するだけ、という手抜き関数にしたせいか、まあまあ速くなりました。
組み込みマイコンのつらいところでもあり、工夫のし甲斐があるところでもあるでしょう。
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